ちょっと救われた気分 | 直さんの独り言

直さんの独り言

50歳代前半に早期退職をし,ど素人が始めた「珈琲かぶとむし」も閉店し、今は新しいライフスタイルを模索中です。

儲かる会社が良い会社ではなく,良い会社は結果的に儲かる.サラリーマン時代に思い続けてきたこのチビおやじの言わば持論のようなもの.今朝はそのことを肯定する方の話しを聞きちょっとは救われた気分になりました.確かSAKAMOTO氏と記憶しています.全国7,000社もの会社を訪問ししわゆる「良い会社」とはを探し求めたと言う.その中で最も残したい会社は長野県にある食品会社だそうだ.この会社は40年以上増収増益を続けているという優良企業のようである.しかし,企業の信念としては決しては儲けようとは考えていないというところに秘密がある.根底には従業員を大切にするという大きな柱がしっかりと立てられている.①無理をしない(無理をさせない)②敵を作らない③将来の種を常に蒔きつづける・・・この三つがしっかりと守り続けられていると言う.

従業員に無理をさせてはろくなことにならない.下請け関連企業を含めて共存関係を確立することが大事.従業員の約10%は今,今日明日の仕事ではなく将来を咲かせるための地道な研究,開発に従事させるなどが主な具体策のようである.


自分の考え,行動が本当に間違っていないのか,独りよがりではないのか悩みながら歩いてきた30余年だったが,今朝のラジオ番組を聴き少しは救われた,そんな気分になった.

と同時に「人は最も大切な資産である・・・・・・・」と社是を掲げた尊敬するT氏の笑顔が浮かんできた.


価値観を共有できる従業員を育て,将来に繋がる「遊び仕事を」にもきちんと目を向ける企業は儲けようと思わずとも利益は後から付いてくると信じ続けてやってきことを肯定してくる方とめぐり合えて良かった.もしかして,これが還暦祝いの大きなプレゼント?かもしれないな・・・