日本の製造業に携わる人数が1,000万人を割ったそうだ．人件費増大による海外流出更には国内企業のリストラと称する「人員削減」が主な理由と言う．資源を持たない日本が国際的に活躍していくためには「技術力」が不可欠であることは言うまでもない．
技術力，開発力(製品，商品)とうものはどのようにしてついていくものかと考えた場合，決して知識だけではないと私は思う．勿論ある程度の知識が必要なことは当然のことではあるが，それ以上に大切なのが「智慧」であり．「感性」ではなかろうか?
それらを磨くために必要なスペースは「製造現場」に他ならない．その製造現場が国内から減り，学者や技術者が頭だけで考える技術，開発では当然の事ながら実際に必要とする世の中更には製造現場の求めるものとの乖離がでてしまうことは否めない．
ましてや「仕事」に対する価値観が新幹線以上のスピードで変化している昨今の事情を考えると弱まる国力が懸念される．