暑い夏の日.洗濯物を干していた妻がスズメバチに刺された.
幸い塗り薬の相性が良かったのか大事には至らなかった.
相変わらず庭を飛び交うスズメバチ達.
敵討ちをしようと行方を追っていると,なんとなんと次々と我が
家のボイラー室に入っていくではないか・・・・・
昇温防止として付けた通気口を玄関代わりとして.
さて困ったチビおやじ.怖いは怖しい,そのままにもして置けない
し・・・・・
まずは静かにボイラー室を除いたような気がする.巣があった.
夜になるのを待ち殺虫剤を数本用意し,身体中を完全防備で構
えた.暑いのに帽子は勿論雨具,防寒具,長靴,手袋,めがね,
とにかく皮膚と言う皮膚は完全に隠し厚手の服で攻撃を防御した.
悪い事に当時小学生だった次男も手伝うと言う.同じく完全防備
で立ち向かう事となった.
ボイラー室の戸を開け,殺虫剤を噴射.
驚いたんだろう,蜂の大群が巣から飛び出し明るさを求めて母屋
のガラス戸に突進していく.
あとはもう無我夢中,殺虫剤をとにかく噴射,噴射,噴射・・・・・・・
闘う事10分?
地面には数え切れないおびただしい数のスズメバチの死骸.
きっと天罰が下るに違いない.(合掌)
なんとかチビおやじ親子が勝利.翌日巣を取り外し山の中へ返し
てきた.
まさかあんなに多くの蜂達が住んでいるとは・・・・・・・・・・・
もしあれが親子を襲っていたら・・・・・・・・
今思うと背筋が寒くなるような怖~~い思い出.
巣を壊さず飾ればよかったなーー,小さな後悔.
でも,親子共々「生きていて良かった」