メキシコペソや南アフリカランドに投資しながらも、やっぱり気になるトルコリラ。
政策金利45%というのはさすがに異常な気がするから、ファーストインプレッションとしては手を出すのはためらわれるけど、うまく付き合えれば当然大きく儲かるはず。
ただいかんせん、自分には金融その他もろもろの知識が足りず、トルコの何がどう異常なのかがよくわかってない。
そこをどうにか我流でコツコツ調べてみることにした。
まず一番気になるのは、トルコリラが紙くずになっちゃうという未来があるかどうかだ。
何がどうしたらそういう事態が発生になるのだろうか。今のところの理解(というか想像)によると
トルコの国債がデフォルト(債務不履行)
→トルコの信用ガタ落ち
→外国人投資家がトルコリラ建て金融資産を売りまくる
→トルコリラ大暴落
…てな感じ?
調べたところ、国債のデフォルトが起きる危険性を計る目安としては対外債務と外貨準備高の比率を見るのが一般的らしい。
いずれのデータもトルコ政府が発表しているだろうけど、IMF(国際通貨基金)が整理・公表したデータの方が他の国と比べる上で便利そうだと思い、IMFのウェブサイトに突撃してみた。
このページに色々と掲載されているっぽい。
IMF Data Home Page - Dataset - IMF Data
他のページに掲載されているデータもあるらしい。わかりにくい…。
さらりと各国の状況を総括した一覧表でも掲載してあるかと思いきや、何せデータの種類が膨大で、お目当てのものを探すのも一苦労。
「対外債務」はたぶん"External Debt"とかいうんだろうけど、「外貨準備高」って英語で何て言うんだ?(答え:Reserve)
対外債務はどうやらこのページで見られるっぽいけど、このデータの最新値は2015年だ。もっと新しいのないのかな?
Historical Public Debt - At a Glance - IMF Data
ちなみにトルコは32.93%日本は247.98%…。
外貨準備高は、ここを見れば良さそう。
International Reserves and Foreign Currency Liquidity - IRFCL Home - IMF Data
トルコは2023年12月時点のデータを見ることができる。外貨準備高ってどこを見ればいいんだろう?"Foreign curr. reserves (in conv. fgn. ccy.)"という欄を見ればよいのだとすると、85,159.00百万米ドル(851.6億米ドル)らしい。
この数字、この記事の図表3が引用しているブルームバーグのデータ(~2023年11月)と規模感は合ってそう。
でも、こっちの記事が言及している「中銀のネットベースの外貨準備高」(381.5億ドル)と全然値が違うのはどういうこと…?
…とまあ、今回はひとまずこのあたりでギブアップ。まあまたぼちぼち勉強していこう。