今晩の予定
ビックイベント、米国FOMCを通過しましたが、なんだかマーケットは消化しきれていないような印象を受けませんか?
東京金の日中セッションは、前日比プラマイゼロを挟んで行ったり来たり。
なんだか動意薄と言うより、神経質というか、不安定というか。
東京金 5分足
株式市場でも、東京の日経平均株価は大幅安になる一方で、上海総合は高い。
外為市場も、レンジは狭い一方で、突発的な値動きが生じたりしました。
ユーロ/ドル 5分足
日本が祝日中もオープンするFX市場はさて置き、日本のコモディティ市場はこれから始まる夜間セッションを終えると5連休に入ります。
くれぐれも手持ちのポジションを改めてご確認ください。
それでは今晩の予定です。
時間は日本時間(JST)です。
17:00 EU統計局発表
7月のユーロ圏経常収支
前回は、311億ユーロの黒字、季節調整済みで254億ユーロの黒字でした。
23:00 米国コンファレンス・ボード発表
8月の景気先行指数
民間シンクタンクである全米産業審議会(The Conference Board)が発表する、景気の山に対して約9ヵ月、谷に対して約4ヵ月の先行性があると言われる指数。
失業保険申請件数、非国防資本財受注などこのブログでもよくお伝えする指標に、500種株価、マネーサプライ、長短金利スプレッドなど10種類のデータを組み合わせて算出されます。
前回は前月比-0.2%
予想以上の悪化でマイナス転落。
今回の事前予想+0.2%
改善、プラ転?
01:00には、米FRBから第2四半期の資金循環統計が発表されます。
昨日は日銀から同様の統計が発表されましたが、6月末の家計の金融資産は1717兆円、過去最高を更新。6月末の企業の現・預金残高は243兆円、前年比6.6%増、過去最高を更新。
また米国のジョン・ケリー国務長官が、20日までの日程で訪英します。
※本画面に使用しているチャート画像は㈱インベステックのWin-Station(R) によるものでチャート画像の著作権は同社に帰属しています。
※当情報は商品先物取引(CX)、外国為替証拠金取引(FX)、株式などの投資活動を勧誘又は誘引するものではありません。
内容の正確性、完全性は保証するものではなく、また予告なく内容を変更することがあります。
当情報を取引又は売買を行う際の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。
投資に関する最終決定は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。
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10月18日(日)14:00~in有楽町
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FOMC通過しての個人的感想
日本時間本日未明に発表されたFOMCからの声明は、結局は政策を据え置き。
利上げは見送られました。
http://www.federalreserve.gov/newsevents/press/monetary/20150917a.htm
日本語の翻訳 ⇒ http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NUU40P6TTDSH01.html
(ブルームバーグ)
ただ、これを受けて、各メディアから配信される識者からの見解を見ますと、これは一時的な「戦術的」見送りにすぎない、ですとか、予想以上に弱気だ、年内に利上げは無いのではないか? とか、いろいろです。
ますます不透明感が強まったようです。
象徴的なのは、声明発表直後に200ドル高まで上昇しながら、60ドル安で引けたダウ平均。
結局のところ、今後の先行きがますます見えにくくなったリスクが残った、個人的にはそう思っています。
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陳さんのFXレベルアップセミナー 第4弾
10月7日(水)18:30~
in東京金融取引所(丸の内)
陳 晁熙
東京金融取引所に上場してから4ヶ月が経つトルコリラ円!!
現在、トルコの政策金利は7.5%(2015年9月4日現在)。
外貨投資の運用先として高い金利水準が魅力とされています。
今回のセミナーで、スワップポイントを活かしたトレード手法をわかりやすくお伝えします。
11月1日にはトルコ国内で総選挙を迎えますが、国内の政局は安定するのか・・・
トルコリラの今後の見通しを解説します。
そして市場が最も注目しているドル円相場。
アメリカの利上げで今後マーケットはどう動いていくのか、他国通貨への影響は?
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今晩はFOMC
南米チリで16日午後7時54分(日本時間17日午前7時54分)ごろ、強い地震が発生。
米地質調査所によると、マグニチュード8.3で、震源の深さは約25キロ。
チリ当局は同国と隣国ペルーに津波警報を出し、住民に避難を呼び掛けました。
米国ハワイでも津波注意報が出ました。
http://jp.reuters.com/article/2015/09/17/chile-quake-idJPKCN0RG33X20150917
(ロイター)
ロイターの記事タイトルにもあるように、日本にも津波が到達する可能性があります。
気象庁は17日午前、津波が太平洋の広域で発生する可能性があると発表。
日本列島の太平洋沿岸に到達するかは調査中ですが、到達する場合は北海道東部で早くて18日午前5時半ごろと予想されるそうです。
同庁は津波注意報か津波警報を発令するかどうか、17日夕に改めて見通しを発表する予定。
「過去の例では津波の第1波は小さく、その後大きくなる。津波注意報が出た場合は海中での作業をやめ、海岸から離れてほしい。警報の場合は高い所へ避難する必要がある」
長谷川地震津波監視課長
沿岸のみなさま、くれぐれもご注意を!
なお、チリはベースメタル銅の世界有数の産出国です。
ただし、現時点で主な銅山への影響はないもよう。
産銅世界最大手のチリ銅公団(コデルコ)は、従業員に負傷者は出ておらず、施設にも被害はないとしています。
産銅大手アントファガスタのロス・ペランブレス銅山にも被害は出ていないとのことです。
それでは今晩の予定です。
時間は日本時間(JST)です。
17:30 英国国民統計局発表
8月の小売売上高
前回は、前月比+0.1%、前年比+4.2%
今回の事前予想は、前月比+0.2%、前年比+3.8%
昨日の英国の雇用統計は良好でした。
英ポンドは急伸しました。
英国での利上げ観測は高まっています。
「英利上げ観測高まる、賃金上昇率6年ぶりの大きさ」 [ロンドン 16日 ロイター]
http://sp.m.reuters.co.jp/news/newsBody.php?urlkey=idJPKCN0RG1BC20150916&nno=2147890&ntype=1&ncid=1
21:30 米国商務省発表
8月の住宅着工件数
前回は、季節調整済み・年率120.6万件。
今回の事前予想は116.0万件。
やや減速?
なお同時に発表される「建設許可件数」は、前回は季節調整済み・年率113.0万件(改訂済み)、今回の事前予想は115.9万件と、こちらは増加予想となっています。
21:30 米国労働省発表
週間新規失業保険申請件数
先週は、27.5万件。今回の事前予想は27.5万件。
横ばい?
なお、前回発表された4週間移動平均は、275,750件でした。
少し増加。
同時に発表される「失業保険継続受給者数」は、前回226.0万件、事前予測225.8万件となっていて、こちらは少し減少(改善)の予想です。
前回の結果は⇒「21:30JSTの米国指標
」(2015-09-10 21:37:05)
21:30 米国商務省発表
第2四半期経常収支
前回は1133億ドルの赤字。
今回の事前予想は、1115億ドルの赤字。
23:00 米国フェラデルフィア地区連銀発表
9月の製造業景況指数
別名「フィリー指数」
日銀の短観と同じDI(ディフュージョン・インデックス)で、中間は「0」 プラスならば景気拡大、マイナスならば景気後退を示す、とされます。
先行する「NY」で方向性を見、今回の「フェラデルフィア」でコンセンサスを形成、翌月第1週目の「ISM」のPMIで確認、といったところでしょうか。
前回は、+8.3
今回の事前予想は、+5.9
悪化?
ただ、事前予想と乖離した結果がでることが多い傾向がある指標ですからご注意を。
03:00 米国FOMC(連邦公開市場委員会)
声明発表
日本での日銀金融政策会合に相当する、米国の、いや世界の経済にとってのビックイベント。
追加的量的緩和(QE3)の段階的縮小は「粛々と」進み、去年のうちに完全に終了しました。
次の焦点は、利上げ時期がいつになるか、です。
現在の政策金利に相当するFF金利誘導目標は、0.00%~0.25%となっています。
実質的なゼロ金利です。
3月の会合ではその先行指針(フォワードガイダンス)から、「辛抱強い(patient)」という文言が削除されました。
ジャネット・イエレンFRB議長がかつて語ったところでは、この「辛抱強い」といのは、向こう2回のFOMC会合で利上げは無い、という意味だそうでした。
よって、現状ではいつでも利上げはできる状態と言えます。
最速でありえた6月の会合では、利上げは見送られました。
午前中のブログ記事からの再掲ですが、今回9月については見方が割れています。
ロイター通信の調査では、35:45で見送りが「やや」優勢。
「ロイター調査:17日の米利上げ見送り、半数やや上回る」
http://sp.m.reuters.co.jp/news/newsBody.php?urlkey=idJPKCN0RG24D20150916&nno=2147873&ntype=1&ncid=1
では、「やや」劣勢である、今回の利上げが決定した場合はどうなるでしょう?
昨晩のCPI(消費者物価指数)発表から、マーケットでは利上げ先送りを「織り込む」動きになりました。
それが巻き返されると、大惨事が発生するのでしょうか?
短期的な相場の影響だけではなく、もっと広い範囲へ影響が及ぶ問題です。
“The Doomsayer’s Guide to the Fed, Rates and What Could Go Wrong”(Bloomberg)
「悲観論者のためのFOMCガイド:知っておきたい悪いシナリオ」(ブルームバーグ)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NUS84DSYF02B01.html
(リンク先は日本語の抜粋記事)
ただし、いずれにせよ、今回の利上げが見送られた場合、今までの騒動がいずれ再現されることになります。
「私にとって最悪のシナリオはFOMCが利上げに踏み切らず、今の状況をもう一度繰り返さねばならなくなることだ」
RBSセキュリティーズの米州戦略責任者、ジョン・ブリッグス氏の談
「FOMCは今すぐ行動を、債券市場は同じ話題に我慢できず 」(http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NUQLJZ6KLVRX01.html )とか、「米利上げは恐るるに足らず-ストラテジストが3つの理由挙げて説明 」(http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NURZWN6VDKHV01.html )ですとか、意外と「利上げ、どんと来い」という意見も多いです。
もっともいずれのリンク先はブルームバーグの記事で、同社は意外とタカ派なのかな?
なお03:30からは、ジャネット・イエレンFRB議長の記者会見が行われます。
いずれにしましても、04:00の東京コモディティ夜間セッションクローズまで時間がありません。
また、その後24時間後には、東京コモディティ市場はシルバーウィークの5連休に突入します。
「シルバーウィークの惨劇」も想定の上で、お取引は慎重に。
また、これらの予定のほかに、経団連会館では全国証券大会が開催されます。
時刻は間もなく15:00から。
麻生財務大臣が挨拶します。
黒田日銀総裁も挨拶する予定です。時刻は15:35~
ドイツのフランクフルトのECB本店では、拡大理事会の予定。
同じフランクフルトの自動車ショーは、今日から一般公開です。
スイス国立銀行(SNB、中銀)からは、米国と同じく金融政策の発表があります。
時刻は16:30です。
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本日開催
金“ゴールド”復活へのシナリオ
9月17日(木)19:00~
in東京・飯田橋
陳 晁熙
変化の激しい2015年
・スイスフランショック
・イスラム国をはじめとする中東情勢の緊迫化
・ギリシャ金融不安
・中国株暴落、人民元の切り下げ
・米国の利上げ
・日経平均2万円台回復も不安定な相場 ...等々。
金融マーケットには様々なリスクがあります。
ではなぜ、安全資産との評価が定着している“ゴールド”の価格が予想外に低迷しているのか??
新聞、メディア等に多数投稿、商品先物市場と外国為替市場を知り尽くしたこの男、
弊社チーフアナリストであり、国際テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト、
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