株吉です。

 

 なんか、マスコミの報道ぶりを見ると完全に間違っているなと思います。

 

 トランプ大統領のことです。

 

 さんざん、悪態をついて大統領になったと。

 

 そして、大統領になったとたんに、紳士的になったと。

 

 それがダメだと言うのです。

 

 マスコミは全然、分かっていない。

 

 自分たちが情報を発信する立場の仕事をしているのに。

 

 逆を言うと、そういう立場にいるから、情報発信の大切さが分かっていないのかもしれません。

 

 

 今は、注目されることに莫大な価値を生む時代となったのです。

 

 テレビみたいに観られるのが当たり前と思っている人たちは別。

 

 その他の人は、注目されることが、まず大切であるということです。

 

 注目されなかったら、どんなよいことをやったり、言ったりしていても同じです。

 

 トランプも、あの発言がなかったら、これほど注目されなかったし、当選もできなかったのではないかと思うのです。

 

 それほど、注目されることが重要な時代となっています。

 

 

 これと同じことをした人がいました。

 

 誰ですか?

 

 そう、大阪都知事と大阪市長を歴任した橋下徹氏です。

 

 彼は、数々の悪態をついていました。

 

 例えば、学校の問題で気に入らないことがありました。

 

 教育委員会が学力テストの結果を公表することに反対したのです。

 

 そこで、橋下氏が言った言葉。

 

 クソ教育委員会! 教育委員会のクソ野郎!

 

 これが批判されました。

 

 が、それにより、橋下氏の知名度が格段に上がったのは事実です。

 

 今までは一地方都市であった大阪が注目され、メディアに注目されるようになったのです。

 

 トランプと橋下徹。

 

 バカなのでしょうか?

 

 そんなことありません。

 

 きちんと戦略の中で計算してやっています。

 

 両方とも情報が注目される価値に気づいているのです。

 

 なぜ、新聞やテレビはこの事実を言わないのでしょうか?

 

 気づかない???

 

 本当にそうだとしたら、終わっていますね…