
今日、聴きに行ってきました。
毎年楽しみな演奏会です。
この演奏会が終わったあとはだいたいテンションが高くなっています(笑)
ひとつひとつの感想を書き始めるととてつもなく長い文章になってしまうので、
簡単に(ホントか?)書きたいと思います。
まず開場後にロビーコンサートがあるわけですが、合唱団の演奏がとにかくすごかった。
それまでの2団体(邦楽・オケ)とはまるで完成度が違いすぎました。1曲目冒頭ですでにジュニア合唱団のワールドに引き込まれました。
3曲目をやっている時に気づいたのは、聴衆のざわめきがいつの間にか無くなり(ロビーなのに!!)、「シーン」と静まり返っていたこと。みんな引きこまれていたんだなと感じました。いい演奏はその場の空気まで変えてしまうのですね。
それから本公演。
いつも思いますが、ジュニア邦楽は本当に貴重な存在です。地方公共団体の主導でジュニアの邦楽合奏団を行なっているのは新潟市だけだそうです。尺八と三味線とお琴の合奏が身近に聴けるのはなかなかないことです。
そして合唱団。前半はベンジャミン・ブリテンの「キャロルの祭典」という曲。またこんな難曲に挑んだなと。音程めちゃめちゃ取りづらそう。10曲ありましたが、2月のステージでやった曲とそうでない曲の差がちょっと露骨に出てしまった感があります。
後半は童謡。これはこの合唱団の王道ですな。安心して聴いてられますし、楽しませてくれます。私の前の席のおばあちゃんたち3人が身体を揺らしながらいっしょに歌っていたのが印象的でした。
ここでうちの息子がちょっぴりソロを歌ったのですが、まだまだですがとりあえず大きな事故もなく安心しました。
ジュニオケは今回から指揮者の先生が変わったので、どんな演奏をするのか楽しみにしていました。振り方はだいぶ派手ですが、意外と金管打楽器は押さえ気味の印象を受けました。
ペルシャの市場にてのピッコロがいい音してました。トランペットも輝かしい音で好印象でした。その他どうしても自分の本業がこっちなのでアラが目立って分かってしまうのでいろいろ言いたいことはありますが、長くなるのでやめときます。
ジュニオケには今自分が所属している市民オケの関係者が多数関わっているので微妙。
最後になりますが、毎回書いていることですが、こういうしっかりとしたバックアップのあるジュニアの音楽団体で音楽ができるなんて、本当に恵まれています。このホールで演奏できることもね。
うちの子たちを含め、みなさんお疲れ様でした!