スタート当初はCADブログだったこのブログ。。。
今ではCADネタは月に1回あるかないかのペースまで落ち込んでしまいましたね(^_^;)

このごろまた3Dで絵描きに追われていますが、おかげさまでいろいろな構造の機械を設計させてもらって、素早く正確にアセンブリ出来るモデリング方法みたいなものが分かってきました。

Inventorのチュートリアルにある「スケルトンモデリング」を少し自分なりにアレンジしてみたら、モデリングもアセンブリも大変楽になりました。

スケルトンモデリング(線分のみのワイヤーフレーム)で各部品のスケッチを重ね合わせていくことで、部品同士の取付穴の取り合いや・クリアランスなどが「2DCADのように」わかりますし、スケッチ間でパラメータがリンクしているので修正もラクです。

この各スケッチを新しいパーツファイルに派生させて3Dモデルを作り、最終的にアセンブリファイルで合体させます。

すべてのパーツを関連付けなしで別々に作ってアセンブリしていくと、「干渉した」「ネジ穴が合わない」などの理由でモデルを修正し、その修正によってまた別の修正を生み出し、大抵どこかで行き詰まります。3Dって「全体が見えてるようで見えてない」と私は思います。

前途のスケルトンモデリングで2DCAD感覚でスケッチを重ね合わせれば、重なった部分も下まで見えますからわかりやすい。

四角い箱をデザインする時は、1つの面を基準にして「上面・底面・正面・背面」などそれぞれ作業平面を作ってスケッチすれば、ワイヤーフレームの立体が出来上がります。

「ジオメトリを投影」や「パラメータ」をうまく使ってそれぞれのスケッチに関連性を持たせれば、修正がとても楽になります。




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