今日はりゅーとぴあ(新潟市芸術文化会館)に演奏会を聴きに行ってきました。
年に一度、新潟市が主催しているジュニア邦楽・ジュニア合唱・ジュニアオーケストラの3つの団体が合同演奏会を開きます。
うちの子がジュニア合唱団にお世話になっています。

うちの子はいつもチョロチョロして見てられないのですが、今回ちょっとしたセリフをもらってさらに心配の種が増えて気が気ではありませんでした(・・;)

合唱団はスプリングコンサートではこのところミュージカルをやるのですが、役名を与えられてソロで歌う人達は、今回中学生中心でした。主役?の「王女様」に至っては小5の女の子でしたが、なかなかの好演でした。それと、太一くんはやっぱり上手いです。副大臣と副々大臣役の高校生のお二人は、さすがベテラン、「安定感」があり安心して聴いていられました。

個人的には私は管楽器経験者であるので、ジュニアオーケストラのプログラムが毎年楽しみです。
今回はビゼーの「アルルの女 第2組曲」とチャイコフスキーの「ロミオとジュリエット」でした。
「アルルの女」は大学時代に全曲演奏したことがあったし、チャイコの「ロミジュリ」はもともと大好きなきょくだったので、どんな演奏になるかとてもたのしみでした。
感想ですが、「アルルの女」は全体的に雑さが目立ちましたが、木管に安定感があり、最後のファランドールも軽快なテンポで〆てくれました。
「ロミジュリ」は、まだ完成途上でした。弦は出だしから非常に雰囲気が出ていてよかったのですが、管楽器、特に金管にもうちょっと切れが欲しかったですね。打楽器もちょっと残念でした。後半部分の切迫感がありませんでした。
ラ・フォル・ジュルネでも演奏するそうなので、その時はもっと質の高い演奏をしてほしいと願っています。

一番良かったのは、最後に出演者全員で演奏した「ビリーブ」でした。


ジュニア合唱団のミュージカルでは、照明や音響などの演出をりゅーとぴあのプロの方々がやっていただけるのも興味深いところです