『日本霊異記』1 | ああ、イヌよ

ああ、イヌよ

アメノミカツヒメノミコトが

「ああ、イヌよ」

と言ったから、ここはイヌという。

『日本霊異記』の

「第16慈しみの心がなくて、生きた兎の皮を剥いで悪い報いをうける縁」(勝手な訳)

では、生き物を殺すのが好きな名前の分からない男が

ウサギの皮を剥いでそのまま野に放したら、

男の体に悪いかさぶたが出来て爛れて苦しんで死んだ、

という話が書かれてる。


こういうことをする人は別に今とか昔に関わらずいることだという証拠だと思う。


「昔」を美化して「今」を蔑むのが気に入らないので。

よく「今」の価値観で「昔」の「罪」を裁くなというが、

別にそんなこと逆の立場からでも幾らでも言える。

「今」の価値観で「昔」を賞賛するな。

所詮言葉遊び。

気にいらねえ。オールウェイズコカコーラじゃなくて

三丁目の夕日

ああ、気に入らない


皮を剥いだウサギのくだりは、因幡のシロウサギを意識してるぅ?


『日本霊異記(上)』(講談社学術文庫)