本日のアトリエ。
3才親子が彫塑粘土で遊びました。
保育園では小麦粉粘土を使っているそうで、焦げ茶の粘土が手につくと、やっぱり最初は抵抗ある。
でも、潰して変形させて、ジェッソ(アクリル絵具下地材)を塗ると、
『ジェロボを作るの』『こんどはボビュビュだよ』不思議言葉は口に出すと形を変えるきっかけになります。全然解らないけれど、何だか楽しい!
横ではかつて陶芸部だったママが、作陶用のかきべらを手に作品作りに熱中(^^)v
火山が噴火して、溶岩が流れて、雨が降って・・・と雄大で楽しい作品が誕生しました。











作品を作るのに飽きたら、残った粘土に糸を結んで切る事に集中。仕上げはやっぱり、ヘラを手にジュース作り。
泥水はイチゴジュースになりました。

ママ夢中になって自分も楽しむけれど、いつもこどもの作り出すものを見て『すごいなぁ』『良いなぁカッコいいなぁ』とまるごとの魅力を発見してくれます。
そんなママの横にいるから、安心して自分の中から涌き出るものを出していけます。やりたいこと全部を叶えてあげるのは難しいかもしれないけれど、
やりたい気持ちを止めずに楽しんでいきたいですね。

そしておとなも、自分が楽しむことが大切。子どもは楽しんで豊かな気持ちでいるときのママの姿をちゃんと見ています。
『ママのスゴいね』
時々、ママの作品にも自分のヘラを突き刺したくてウズウズしていたさくちゃんの口からも、自然にそんな言葉が出てきました。
子どももママも、美術の時間は対等の表現者。
互いを認め合うと、心が少し豊かになります。