横浜の小規模保育室で1~4才の美術です。
チョコレート色の土粘土を取り出すと、
「さわりたくな-い!」
「くさーい」と顔をしかめて抵抗感を露にする3.4才児。
殺菌された新しい粘土が臭い訳がなく、
「こうやって、千切って丸めて、くっ付けて、こんなものを付けて、引っ掻いたら・・・」と、とりあえずのデモンストレーションをすると、
「やるやる~🎵」
「やだ( ̄□ ̄;)!!さわらない‼」反応は様々です。
そんな大騒ぎを無言で見つめる1~2才児も目の前にどんと粘土を置くと、小さい手でペタペタ叩いてゆっくりスタート。話さないけれど、ちゃんと見ています。
何となく模様を作っていたと思ったら、丸めてメロンパン。さらに丸めてお芋や肉に変身させたあと、工事現場にある入ってはいけない印の形をしたバニラ味のホットケーキを作った、すごい想像力の友達に感化されて、「絶対さわらない❗」を連呼していた3才もいつのまにか手も腕も白と茶色に染めて「肉のお弁当」作りに励みます。
激しい3.4才の前では、マイペースで手を動かす1.2才。
突き刺した棒を引き抜くと、粘土がささくれて立ち上がります。それを見るたびに「おっ!おっ!・・・」微笑ましく和やか。
同じ部屋のなかで全然違う2つの空気がイイ感じで存在し、それぞれのペースで終了しました。














