8月8日のアリア哲学堂。


サザエの貝殻を手に取って「壺焼き食べたいね~」っていう人がいたり、耳を近づけてじっと聞こえる音に意識を集中させる人がいたり・・・

巻貝のらせんの話を少し調べて披露したら、

「生命のらせん」という言葉に、もれなくみなさん目をキラキラ輝かせて、最高の表情。

生命の神秘や、自然の不思議な世界には誰だって夢中になる魅力があります。


自然が作り出した二つと同じものがないモチーフ。


そして誕生した12個のサザエ。 12人のモチーフを見つめるまなざしと、感じた心が生み出した作品たちです。
 



 



 


 



 





Sさんは、らせんの形を作ることも、角の形を作ることも理解できませんでした。だから私が介助してお手伝いしています。でも、ひとたびスクラッチに入ったら、目は真剣そのもの。

細かく手を動かして、貝のひだに入り込み、色も薄い色を混色してジンワリジンワリ粘土に浸みこませるようにつけていきます。

目の前のものが愛おしくてたまらないようなその表情に、思わず胸が熱くなるくらい感動します。


白く残った粘土の肌が、そこにないはずの透き通った美しい水を思い起こさせます。魚もいる。光もある。やり切って「ふ~」っと、一息ついた時、疲れて手が震えていました。


「今日も素敵なものが出来ましたね」と、言うと

ゆっくり頷いて 恥じらいの笑顔。・・・もう本当に大好きです!!!



一人一人作品と向き合う姿が本当に好きです。

この仕事をやっていてよかったな。と、心から思う瞬間です。