梅雨の中休み
開いた窓から 蒸し暑い部屋に
気持ちが良い風が入ってきます
お隣は神社の杜
広くないけれど 迫ってくるほど近くない
そんな空間が好きです
★ ★ ★
一昨日 もうじき終わるエルミタージュ美術展に出かけてきました
普段 大きな企画展は ほとんど行きません
人が多くて 中々絵の世界に浸る事が出来ないからです
それでも出かけたのはお目当てが一つあったから
エルミタージュ美術館は
ロシアのエカテリーナ2世のコレクションに始まり
その後貴族のコレクションも集まったものなので
イタリア・スペイン・オランダの ルネッサンス~ロココの絵画がほとんど
数多く並んだ宗教画は
前に立っても ふ~~ん と眺めるだけで
今一つ 入り込めません
好きな人には本当に申し訳ない
近頃の展覧会は 音声ガイドを貸し出しているので
音声ガイドがある絵の前は 黒山の人だかり
とても絵を鑑賞する場とは言えません。
それでも
一枚の絵の前で吸い込まれるような気持ちになりました
(音声ガイドがない絵で本当に良かった)
本物のマチエールは 迫ってくるような迫力
高校時代の恩師が
レンブラントの絵は 画面に絵具ががっちり張りついている
ぺらぺらしたそこらの絵とは違うぞ・・
と、言っていたのをふと思い出しました
鼻筋から口元
胸の中にギュッと入ってくる何かに震える思い
少し離れて絵に向き合い
他の絵も こんな風に観賞出来たら
どれだけ良いか・・・と 少し残念
★ ★ ★
絵も 風景も
花も 建築物も
心で感じて楽しみたい時には
そこそこの距離感と空気感は本当に大切
と、
私は思うけれど
高額の最高の絵を 本物を味わえるのだから
そこはガマンしなくてはいけないのかなぁ
絵の前を 同じスピードで通り過ぎる人達の頭越しに
中々素直な気持ちになれない私でした
★ ★ ★
展覧会の最後の部屋に 今の季節にピッタリの清々しい一枚があったので
絵葉書を購入




