2012年の活動報告 その52【寸劇】 | ・

 

 

■2012年12月22日 愛知県犬山市「犬山城 冬の陣」に出陣しました。

田中兄弟が企画した、当会の若者組を中心に、
その友人武者による今回で2年目となるイベントです。

 

 


まずは、城前広場にて、田中くんの脚本による、
「小牧長久手の戦い外伝【犬山城の戦い】」の寸劇を上演しました。

動画

 1回目→https://www.youtube.com/watch?v=1Mq2_KY2pSE 

 2回目→https://www.youtube.com/watch?v=AhjMQmq2Isg

時は天正12年3月8日、
羽柴秀吉が、織田信雄の領国伊勢を攻める出陣準備の命令を出した。


ここ犬山城では・・・
 


当時の城主は中川定成。
 


織田信雄からの使者が、
秀吉方の亀山城を攻めよと命令を伝える。
 


定成は織田方に付き出陣する事に。
城を空ける間の城代を誰に任せるか?
家臣より、定成の叔父で瑞泉寺住職の清蔵主と提案を受ける。
 


呼ばれた清蔵主。
「まずは一献」と酒を勧められるが、
「ワシはこれで来たから酒はやらぬ」と、ハンドルを持つジェスチャー。

「呑んだら乗るな!乗るなら呑むな!」
歴史の勉強だけでなく、飲酒運転防止の啓発もするのが、
当会のパフォーマンスです(笑)
 


清蔵主が城代を引き受けてくれ、
定成は亀山城に向って出陣しました。
 


大垣城主 池田恒興と、兼山城主 森長可は、
犬山を攻める為に、北尾張へと兵を進めた。
犬山城の対岸の鵜沼城の恒興の陣では・・・
 


家臣より、犬山城の状況の報告を受ける恒興。
 

 


犬山城を攻めるのは城主の居ない今。
恒興は、元犬山城主である為、犬山城の事は知り尽くしている為、
籠城戦も効果はありません。
 


鵜沼城から小船を使い対岸に移動した恒興の軍は、
夜陰に乗じて犬山城を奇襲した。
 


奇襲の報告を受ける清蔵主。
犬山城内は不意をつかれ大混乱となる。
 


留守を守る清蔵主は武士の誇りをかけ善戦しますが、
ほとんどの兵は伊勢へ出陣している為、
城にはわずかな兵しか残っていません。
 


池田恒興、登場。
 


さすがは、織田信長の乳兄弟の恒興。
並の武者とは違います。
 


3人かかりでも軽くいなされてしまいます。
 


1人・・・また1人と討たれ・・・
 


「犬山城代清蔵主討ち取ったり!」
 


犬山城は1日で落城。
これが小牧長久手の戦いの始まりであった。
 


寸劇に参加した武者達。

この後、犬山城へ登城しました。