宅配便がウォーターサーバーを運んで来てくれたのですが、
これが水だけになかなか重かったらしく、運んできたお兄さんの息があがっています。
しかし、その身体の疲れとは反比例して、表情はなんとも誇らしい、とても良い表情をしているのです。
本来重たい荷物を運ぶというのは、仕事とはいえ辛い作業だと思います。
軽いものを運んだ方が当然楽だし、同じお金をもらうならそっちの方が得ですよね。
なのに、なんでこんないい顔をするんでしょうか?
そういえば、以前引っ越しをした時にも似たようなことを思ったことがあります。
その時も、重たいモノを運ぶ時の方が業者の人の表情が活き活きしていたことを覚えています。
男は重たいモノを運ぶ時に原始的な喜びを感じている。
腕相撲とかの力くらべなんかも燃える人いますよね。
そういえば学生時代に腕相撲をやろうということになり
勝ち抜き戦をやったのですが、僕が対戦相手の腕を折ってしまって
それまで盛り上がっていた場が静まり返ったことがあります。
骨折した相手は腕相撲をしていた態勢のまま添え木を当てられ担架で運び出されて行きました。
負けた瞬間のまま固められてしまったわけで、さぞかし悔しかっただろうと思います。
原始的な喜びも度を超すとバイオレンスになります。