天気のいい日は気分がいいのでゆっくり行けばいいが、

雨の日もあるわけで。

そんな雨の日はゆっくりしていると濡れるので

ただもう突っ切って行くのです。

雨粒が顔に激しく当たってくるので

「イタイイタイイタイ!」と叫びながら。

途中で雨宿りして、雨脚が弱くなったところでまた走り出して。


走り終えたらゆっくりお風呂に浸かって身体をあたためて。

また明日に備えて準備するのです。


明日も雨だったら、


ただもう突っ切って行くのです。


うまくやりすごそうとしても雨はどこからでも

降りかかってきます。

かわしてもかわしてもザンザカきます。

服に染み込んで身体がどんどん冷たく重たくなります。


非力を嘆きつつも、

できるだけ前傾姿勢を保ちながら

雨を突っ切って走ります。