ボイスサンプルを録りに行きました。

僕の所属している事務所のマネージャーと録りに行きました。

ボイスサンプルというのは、まあそのまんまで

声の仕事用のサンプルです。


マネージャーを待つあいだ小さな公園のベンチに座り

用意してきた台本を声に出して読んでみました。

台本と言っても車の雑誌です。

最初は小さな声で読んでいたのですが、

しばらく読んでいるうちに熱中してしまい

ふと気がつくと、僕のすぐ後ろにひとの気配が。

振り向くと学生が缶ジュースを握り締めながら

気の毒そうに僕を見ていました。


マネージャーと向かったのはSAMUEL氏の自宅。

SAMUEL氏は外人ではありません念のため。

音楽のお仕事をされている方で、マネージャーの知り合いです。

おしゃれなワンルームには音楽の機材が所狭しと並んでおり

本格的です。


SAMUEL氏:『じゃ、1回読んでみますか。』

僕:『分かりました。』


台本をマイクに向かって読み上げる。


SAMUEL氏:『なかなかいい感じだと思いますけどどうです?』

僕:『そうですねえ…』

マネージャーT:『なんか”手術”という言葉が気になりまふゅね。』

SAMUEL氏&僕:『そう?じゃもう一回聞いてみますか。』


パソコンを操作して録音した僕の声を再生するSAMUEL氏


マネージャーT:『やっぱり”手術”という言葉が気になりまふゅね。』

僕:『じゃ、録りなおします?』

SAMUEL氏『僕は気にならないですけど。』

マネージャーT:『しょうですかねえ??』

SAMUEL氏:『むしろお前の滑舌のほうが気になる。』


無事録音が終了し、みんなで楽しくラーメン屋さんで食事。


マネージャーT:『このラーメンおいひいでふゅね。』

マネージャーT:『犬飼さん、私の生活がかかってまひゅからがんばってくらさいよ!』


お前ががんばれ!