昨日寝ていたら、なんだか手がしびれてきたので

おかしいなあと思って目を開けたら、

なんだかちょっと身体が浮いてるようなんです。

「あれ、身体が浮いてるかもしれないぞ。

これはどういうことなんだろう?」

そう思って天井を見ていたら、少しずつ天井が近づいてきたので

「もしかしてこのまま空を飛べるかも。」

と思ったら、上を向いていた筈の身体が

今度は下を見下ろしているような感覚になりました。

でも下を見るとそれは天井のままです。

「ちょっと進んでみたい。」

そう思い手を広げてみたら、見下ろしている天井が

ゆっくり頭から足の方へ向かって動き出して行きます。

その時、自分の頬に風を感じました。

「あれ、気持ちはいいけどこのまま進んだらどうなっちゃうんだろう?

今はいいけど、戻れなくなるとも限らないぞ。」

そう考えたら身体が急に重くなってきて

気がついたらベッドの上に戻っていました。


その間、ずっと冷静だった自分が少し意外でした。