オーディションに行ってきました。

午前中、別の仕事をしていた僕はスーツを着ていましたが、

午後からのオーディションの設定は

“ちょいワルおやじ”

一度家に戻り、自分のワードローブの中から

ちょいワルおやじに見えそうな服を必死で選んでオーディション会場へ。

ところがなんだか様子が変で

ちょいワルおやじっぽい人は一人もいなくて

僕以外全員がスーツを着て着席しています。

あれー?と思っているうちに名前を呼ばれ、

監督の前に連れて行かれると、

監督「今日みなさんに演じて頂きたいのは、自動車のショールームで働くディーラーの役です。」

ときたから面食らった。

僕「なんだか分からないけど、こんな事ならわざわざ着替えて来る必要なかったじゃん。」

そう思ったが後の祭り。

格好が格好なもんで

『もしもちょいワルおやじが自動車のディーラーだったら』

みたいな感じになっちゃいました。

おまけに演技が終わった後、車のショールームに行った事があるかと聞かれ、

僕「今住んでるマンションの一階に外車のショールームがあるので、

ある意味毎日行ってるようなものです。」

と答えたら、

監督の横にいた人「外車は(今回の趣旨と)あんまり関係ないよね。」

とお気に召さない様子。

意気消沈して次回公演『双六』の稽古場へ向かったのでした。

しかし、そんな空気を吹き飛ばすように稽古は有意義だったので

すっかり気分が良くなり、終電時間までメンバーとお酒を飲みました。

稽古の内容は森谷稽古場日誌でどうぞ。