双六【参】稽古場日誌の第二回目です。
第二回目ってどういうこと?と思われた方は
今回の共演者、森谷ふみのブログ をごらんください。
さて、本日の稽古は作家、鈴木三世氏を迎えて
彼の作品を中心に行われました。
しかし、始まるや否や作品の世界観をめぐり大激論に!
稽古場ゲストのO氏(名前を出していいのかどうか分からないのでイニシャル)は
ミラノサンドAをほおばりながら
「まず2ページ目のこの部分はいらないと思う!」
「3ページの真ん中のこのセリフは意味が通ってないよ!」
「15ページのオチはパターン2のほうがいいね!」
などとマシンガンのように次々と意見を繰り出す。
それを聞いていた紅一点、森谷ふみは
「Oさんて、サンドイッチをおいしそうに食べますよね!コマーシャルに出られますよ!」
と応酬。序盤戦から気が抜けない。
三世さんは三世さんで
「このトリックについては台本を書き上げてから考えようと思ってたんで…」
「あっ、そのパターンもありかなとは思ってたんですよねえ…」
「僕の中では意味が通ってるんですよ…」
と独特の三世節。
みんなの意見を必死にまとめようとする安田ユーシの額には
深いシワが刻み込まれていくのでした。
話がどんどん難しく真剣になっていくので
今日からタバコをやめようと思っていた僕は
安田ユーシのタバコを6本も吸ってしまいました。
ようやく話がまとまり、来週までに台本の修正を三世さんに
お願いして、本日の稽古は終了。
お疲れ様でしたー。