皇居の庭園に行ったことはありますか?


東京に住んでいる人でも、皇居の一部。。。

旧の江戸城の跡に入れることを知っている人は

少ないかもしれません。


大手町や、竹橋付近の入り口から、

二の丸、三の丸、天守閣跡などを散策が出来ます。


元の大奥のあたりは広い芝生で

家族連れがお弁当を食べています。



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その江戸幕府が黒船の到来で右往左往した様子は

いろいろな本やドラマで描れていますが。


「日本は鎖国を続けるべきだった」


貿易を長崎に限定して、諸外国との交易や

技術の交流を避けて

独自の文化を守るべきだった。。。


と考えている人はおそらく日本人でも

あまりいないでしょう。


江戸時代の250年間は、人力に頼った農耕や手工業

移動手段も実質的に徒歩のみ。

技術的な進歩や、経済、経営的な進歩も

ほとんどなかったといっていいでしょう。


世界に一つぐらい、そういう閉鎖された文化があっても良いのかもしれないですが、


今の我々には、その時代に戻って暮らすことは

想像すら出来ません。



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TPP(環太平洋経済連携協定)に参加すべきでない

と主張する人達は、


それは、「鎖国を維持すべきだ」

と主張していていることに等しいことに気が付いているでしょうか?



「農業を守れ」と言う主張が、


(競争に勝つために著しい効率化を達成した製造業に対して)


経営の効率化を阻んだために、経営規模の拡大を阻止してきたことを。



結果的に「ガラパゴス」的な、小型のトラクター・コンバインなどへの

過剰(非効率)投資で、金利(と設備償却)が重くのしかかる

高コストの農業を造りだし


儲からないから、副業で勤めをせざるを得ず


土日しか農作業が出来ないから、トラクターなどで

効率化せざるを得ず


それが、さらに高コスト体質の悪循環を作り出す。


そして、日本の農業を補助金漬けの未来のない産業にしてしまったことを。



儲からずに、土日も休めない農業に見切りをつけて、

若い人(40代50代ですら)が、農業を継がずに

休耕田が、10年も放置されれば山野に戻り

クマ・イノシシが里まで降りてくる。



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それでなくても失われた20年の間に、

守りに入り、保守化した企業経営者が、


製造業ですら戦略投資を怠り、世界的な経営規模から脱落しはじめ

コスト競争に負け始めている原状。


鎖国 = ガラパゴス = TPP反対


と考えれば、日本の未来のためには

そして日本の 「未来の農業」 のためにも



農作物の輸出入の自由化推進も含め、

TPP参加は、


歴史の必然であることは

疑いのないことだと思います。



皆さんはどうお考えですか。