残念な形ですが。。。


と言うべきでしょう。


円売りの流れが始まったのかもしれません。


☆☆ 断定するにはまだ早すぎます。 ☆☆

☆☆ 十分に注意してご判断ください。 ☆☆


***


背景は、世界景気低迷という長期要因、

そして、地震の後遺症、タイの洪水という

中期の日本の輸出のに関するマイナス要因


いずれも輸出縮小傾向です。


そして、為替の介入がいつあるかもしれないという心理要因。


さらに、オリンパスのとばし問題による

日本経済・日本企業に対するマイナス心理の

短期要因が加わった様に思います。


円売りの流れが、少しずつ、そして大きな流れの序章が、

足元で始まったのかもしれません。



****


戌渡のこれまでの為替のコメントは、

日本経済や、日本企業に対する見方が

大きくマイナスになることを想定していませんでした。


つまり、主要国の景気が好転しにくいと言う背景ではあるものの、

相対的には日本の景気などは、

悪い中でも底這い=横這い=更なる悪化はあまりない


と言う前提でした。



しかし、オリンパス(という日本の主要ブランド)の問題で少なくとも目先は、

海外からおよび国内投資家の心理が冷え

株価の下落による資産効果(俗に言う「逆資産効果」)が


逃避通貨としての円の位置づけを弱める。。。


少なくとも短期的に、円売りの連想になる可能性が出てきました。

(☆☆ 注意。どの程度の規模の要因になるかはまだ分かりません。☆☆)


つまり、円および日本経済に対する信認が

「残念な形」で弱まるように思います。


そうなると、まずは動きの早い外人投資家(ヘッジファンドなど)

次に、国内の為替投機筋。。。ミセス・ワタナベなども(笑)。。。

が円売りをはじめるでしょう。



そして、


戌渡のこれまでの為替に関するコメントは、

長期と中期の要因で、

短期的には為替の方向転換につながる

要因が見当たらないと言っていたわけですが、

それが出てきた、のかもしれない、というわけです。


短期的な心理効果、そして、その引き起こす変化が

どのように中期長期の要因に影響を及ぼすかを

見極める必要があります。


少なくとも、年内などは、と言っていた

目先について、横ばい&円高というコメントを、

継続するには、リスクが生じたと考えます。

中期長期要因はまだ変化していないと考えますが


(☆☆ オリンパスの問題はあくまで短期の要因です(が) ☆☆)


一度要因が動き出したとすると、

実体経済に、どのような経路で影響を与えるか

それは、予断を許しません。


世界中、市場はリスクを恐れる心理で満たされています。


さらに、介入だけであれば、

円安=ドルの押し上げ効果は

限られていましたが


一般の投資家までが円安方向にかける流れになれば、

(これまでいぬわたりが 対ドルでせいぜい80-90円などと言っていた水準を越えて)

円安方向へのキャリートレードが発生する

動きがあってもおかしくはありません。


ドル売りが止まり、ジリジリと円売りの流れに

そして買い戻されていた、ユーロにも売りが。



***  そして株も?


7月末からの、ドルと米国経済に対する信認が弱まった流れが、

円と日本経済にやってくる。

そんな流れが始まったのでしょうか。


あまり戌渡は、「危険」などと言いたくはないのですが


経済と株については、

もしかすると、スパイラル的に

実態以上に心理が冷え込むリスクもあります。

目先は注意しておいた方がよい様に思います。