早いもので、大地震からもう2週間以上が経ちました。
まだまだ被災者の皆様の生活は緊急避難の域を
出ておらず、新しい生活を考える余裕も無いのかも知れません
その意味では、この話は少し気が早いと
思われるかもしれませんが。
この大惨事を経て、東北地域のみならず、
日本全体として、
いろいろなことを 学ぶことができる様に思います。
。。。この話は少し長くなりそうなので、
そして、いろいろ発展しそうなので、今日はイントロ。。。(笑)
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まずは質問。
皆さんは何かが壊れたとき、何かを失ったとき、
1. 「元に戻そう!」
と考えるのと
2. 「せっかくだから、前よりもっと良くしよう」
と考えるのと、どちらが 「元気になれそうですか?」 「力がわいてきますか?」
どうやら、多くの人は、
「もっと良く」 と考えた方が 力がわくようです。
それでは、
2. 「もっと良くしよう」 と考えるのと
3. 「どうせなら、すごいものを作ろう」 と考えるのではどうでしょう
この場合は、人によって大きなばらつきがあります。
1. 「元に戻す」 あるいは 2. 「もっと良く」 と考えるときには、
「元のもの」 が前提にあるので、
誰でも考えやすいのです。
しかし、 3.「すごいもの」
となると、どんなものか分からないので、
多くの人は想像ができずに
「そんなこと無理!」 と反対することもあります。
しかし、 その 「すごさ」 にみんなが気が付いたとき
ものすごいエネルギーを呼び覚ますことがあります。
例えば、アポロ計画のように。
例えば、新幹線計画のように
そして出来てしまうと、あたり前になってしまう。
しかも、元の状態を思い出せないぐらいに、
世界を変えてしまう。
人工衛星が無い世界、元気予報や、GPS、カーナビがない世界を考えられますか?
東京から大阪まで特急列車ですら5ー6時間かけて往復することを想像してください。
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(少し、気が早いかも、といいいましたが)
戌渡が考えているのは、
今回の人類史上 (。。は大げさかもしれませんが)
これだけの規模の大災害ですから、
東北地方が、日本における役割が
大きく変わるような
ものすごい姿に生まれ変わって欲しいのです。
例えば、現在は、東北地方全部をあわせても、
関東の4分の一程度の人口と 5分の一程度のGDPです。
東京圏と大阪・愛知で日本の人口とGDPのほぼ5割を占めます。
それは、「戦後の経済発展」 には
好都合だったかもしれません。
しかし、成熟した社会になった今の日本にとって、
この状態は、例えば、首都圏の直下型地震と津波が来たら、
日本経済は、東北関東震災の4-5倍あるいは
それ以上のダメージを受けるリスクを
抱えていることは、明らかです。
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その被災地域、避難民を助けるのは、
今回の大震災の4ー5倍どころか、
10倍以上の問題が起こります。
なぜ? それは被災した人と、被災していない人の比率が。。。
(この話はひとまずここまでにして)
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戌渡が繰返す、 「発展途上の日本の構造」 を
そのまま引きずっているのが
現在の日本の経済、社会、官僚機構、都市などです。
そして現在世界中の自動車メーカーが、
電機メーカーが
いつの間にか今回被災した地域や停電地域である
東北・関東に大きく依存していたことが分かりました。
世界中の驚くほどの割合の
工場で部品がストップして、生産が停止しています。
(また、少し脱線しましたが)
どの様に生まれ変わることが可能でしょうか?
たとえば、
東北地方を、関東と関西に匹敵する
経済圏にするために、
大規模な首都機能の移転をする。
10-15メートル級の
津波に耐える、防災機能を
完備する社会・経済インフラを築き上げる。
あるいは、国連のような国際機関の
世界の防災の人材訓練、資材、発信、コントロール 拠点を作る
あるいは難民の援助の、アジアでの中心拠点を作る
今だから、これから復興させるから
可能になる、プロジェクトです。
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まだ、「例えば」です。
実際に動かすのは、まだ難しいかもしれません、が、
日本中の大学やシンクタンク、ゼネコンに呼びかけて
コンペをしましょう。
東北地方を、日本の最強の防災拠点化すること。
そして、想定できる最大の地震と津波が来ても、
それに耐えうる、豊かな生活拠点として、
新たな発展と文化を調和させせる。
そんなアイデアを、募りましょう。
アイデアがアイデアを生む
大きな目標は、可能・不可能の制約を振り切ります。
それで、失われた物を
すべて補うことは難しいかもしれないですが、
被災した方たちのこれから、未来への夢と希望となるように。
悲しみで空いた穴を、
希望と勇気でいっぱいにするために
みんなで勝手な夢を描き始めませんか?
勝手に語り始めませんか?
新しい、すばらしい東北の夢を。
「ちょっと始めるのが、早すぎるかもしれないけれど。。。」 (笑)