戌渡は、この話はもう少し先のことと思いたかった。
自分が考える必要のある話だと思いたくなかった。
しかし、
今後の世界経済を考える場合に避けて通れない。
腰をすえて、この話をします。
だけどテーマがヘビーだから。
合間に他の話題を散らしながら。
もし、ご興味のある方は、「ピークオイル」で
本を探して読んでみてください。
その恐ろしい話とは
「世界中に採掘可能な石油はたくさんあるのだけれど、
年間に算出できる石油の量は、まもなくピークを迎え、
その後は徐々に減少する。」
(注 分かりやすく石油としていますが原油が正しい。以下、同様)
「1950年代にハバートという地質学者が、
米国の石油産出は1971年にピークに達する」と予想した。
石油会社も、米国の公的機関もこの予測は誤っていると攻撃した。
しかし、この予測は的中した。
今、最新のデータと、同じ予測手法を用いて
世界の石油産出を予測すると
今後10年以内に世界の石油産出量はピークを迎え
その後は減少に転じるであろう、ことがわかる。
今後、中国・インドを含め石油の消費はさらに拡大するが、
石油の生産は減少するのだ。
不足するエネルギーは、何らかの代替手段を用いる必要がある。
不足する石油の価格は、急騰し、石炭、天然ガスなどの
他のエネルギー価格も大幅に上昇するであろう。
もし、ピークオイルと、それに続く石油価格の上昇が起こったら、
世界経済は、日本経済は、そして、我々の生活は
どうなるのか?
それをここから考えて行きましょう。