明けましておめでとうございます。
本年も戌渡のワンワンポイントをよろしくお願いします。
今年もフルパワーで、日本経済の再生策、成長戦略を提案していきたいと思います。
長年続いた自民党による政治支配を
打ち破った民主党。
衆参両院の大勢を握るポジションを得て、
これまでとは大きく異なる政策を打ち出し始めました。
2009年はその始動の年。
いよいよその中身が試される
2010年が始まりました。
いろいろな政策を打ち出したものの
よい方向への転換と、
あまりにそれはまずいでしょというもの、
そして、自民党時代と看板だけ架け替えて中身はあまり。。。
と言うものなど。
戌渡は、経済の観点から、
特に日本の成長にどのようなインパクトを
与えるのかと言う観点から、
時にやさしく、時に厳しく分析、指摘したいと思います。
年末の12月30日に打ち出した「成長戦略」
内容は、悪くありません。
すごく良い! 。。。とは言えないものの、
よいところがあります。
それは、GDP成長の目標の設定。。。
2% + 1% = 3% は良いですね! (年率)
つまり、
実質GDP成長率 2% + インフレ率 1% = 名目GDP成長率 3%
の目標設定は、デフレ脱却の宣言と言えるからです。
戌渡の 「日本の現状と再生策」 のシリーズで分析しているとおり
日本経済を成長軌道に乗せるには、
デフレからの脱却が最重要。
今回の「成長戦略」は、その第一歩といえるからです。
ただし、年率3%の成長で2020年に650兆円の目標値は
チョット低すぎるかも。。(笑)
日本のGDPは現在550兆円程度ですが、
生産能力や労働人口を考えると、
約40兆円分のデフレ・ギャップがあるといわれています。
(デフレ・ギャップについてはいずれ解説します。)
つまりは、生産能力や、労働力に対して
7%程度の需要不足です。
このギャップのせいで、物が売れず、企業は儲からず、
失業者が増え、物価には下落圧力がかかっています。
政府が真っ先にすべきなのは、
このデフレ・ギャップの解消です。
今後数年間で(できれば2年以内に)
日本の経済全体で7%のかさ上げです。
それでようやく、デフレ・ギャップが解消され、
デフレのリスクから脱却が可能になります。
それができた後にも、これまで長く続いたデフレと低成長ですから、
気を抜くとすぐに、デフレ傾向に陥らないとも限りません。
2020年の目標を650兆円などと低く設定せずに、
年率名目で3%以上、ここまではOKです。
そして、その先も、名目GDP成長で5%程度を確保するまで
経済政策を協力に推し進めるべきです。
(年率5%は過去20年の先進国の平均です。)
10年後の名目GDPは700兆円あるいはそれ以上でも良いはずです。
政治的にあまり高い目標は立てにくいでしょうが。。。
この目標GDPについても、改めて解説しますね。
今年も、戌渡はワンワンポイントで、
日本経済の再生と成長戦略を提案してゆきます。
ぜひ応援よろしくお願いします。
あらためて、
明けましておめでとうございます。
2010年が皆さんにとって
すばらしい年になりますことをお祈りいたします。