さてまだまだ書きたいことはたくさんありますが、とりあえず今回で最終回。今日は軽い話題で。。。

移動の車の中から眺めていて目立つのは道を歩く鮮やかな緑やピンクの民族衣装風の女性達です。そこで現地の人に聞いてみました。すると「約30%はサリー、30%は民族衣装をアレンジした活動的な服。そして残りはジーパンだよ。」


うーん、即座に数字を使って説明してくるところはさすが数字に強いインド人!!(彼はアナリストなので、そのせいかもしれないですが。)

確かに、始めは民族風は全部サリーに見えたのですが。。。


よく見るとオフィスの中には本当のサリーの女性はいません。ほとんどがシャツに民族衣装風のシルク(?)のスカーフを組合せていて、下はジーパンや民族風のズボンなど。

サリーは活動的でないと、若い世代には人気がないようです。その話を聞いたせいか、街を歩くサリー姿の人は、年齢層が高めのようで、なんとなくゆっくりと歩いているように見えました。


おみやげ物を買おうと思い、「スーパーマーケットに連れて行ってほしい。」「お土産用に現地のお菓子を買いたい」と言ったら。「スーパーマーケット自体がごく最近出始めたばかり」と笑われました。近くにはないと。

つまりまだ一般的になっていないようです。

そういえば、日本でスーパーマーケット(=セルフサービスの店)が一般的になったのは1960年代、高度成長時期でした。インドはまだその直前と言うことでしょうか。


インド最大の都市ムンバイなのに。。。街を歩いても繁華街にもデパートやスーパーのような店はなく、断念。小ぶりの(こぎれいな)店でクッキーを買いました。



帰りの空港でお土産を買おうと思っていたら、空港についた8時過ぎには土産物屋はもう閉まっていました。(もともと大した店はなさそうな雰囲気でしたが。)

伝統と新しい輸入文化の波がゆっくりと押し寄せている、そんな状況でしょうか?低賃金を求める製造業ばかりでなく、スーパーや食料品など、いろいろな分野に外資参入のニュースが聞こえてきます。経済の活性化と生活レベルの向上が、インド独自の文化をゆっくりと変化させて行くのでしょう。


投資家としての私はインド経済の発展と効率化を歓迎して、投資機会を見つけてワクワクしています。それと同時に、押し寄せる西洋消費文化の前に、失われてゆく固有の文化や古さに対する「懐かしさ」のような気持ちを感じながら帰途に着きました。

(記 2007年12月25日)