★腎臓病のサイン？★

初回投稿：2016年3月　加筆修正

～耳を痒(かゆ)がる～

高齢猫が耳を痒がっていたら、腎臓病の初期サインの可能性も

皮下点滴は週に何回するのがいいのか？

今、定期的に皮下点滴に通院している猫さんは何頭かいますが、

といます。

違いは脱水の程度です。

よく誤解されるのですが、点滴は栄養を補給している訳ではありません。
あくまでも、水分と電解質の補給です。
お風呂上り、病気の際に経口補水液を飲む、というイメージです。

腎臓病の子は尿量も多い(老廃物を回数多めで排泄するため)ので、口から補給する水分が十分でなくなる事が多々あります。

その子その子の脱水の程度によって頻度が変わってきますし、脱水がないのであれば必要ないと思います。

どのくらい飲んでるか、目盛り付きの水のみもありますね。

脱水しているかどうかの簡易的な検査の方法に、ツルゴールテストというものがあります。

首の後ろの皮膚を少しつまみあげて、元に戻るまでの時間を見ます。

脱水がなく、水和されている猫さんはすぐに戻ります。

ウチのキャンちゃんは・・・

食事摂取量と水分摂取量をみて、水分が足りなくなるようなら皮下点滴を行いますが、食事などで、まかなえる程度の状態なので、キャンちゃんの場合は皮下点滴を行っていません。

※月に1-2回くらい、嘔吐した時などに単回で行う程度です。

水を飲むのは大事ですが、注射器などで強制的に口の中に入れるのは、やめた方が無難です。

脱水している猫さんの場合・・・

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一目瞭然だと思います。脱水状態の猫さんは、
首の後ろの皮膚をつまんで離しても、つまんだままの形が残っています。