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2017年11月21日
INUUNIQ presents SOUND THEATER
project Æther(エーテル)-03 memento-
at 大阪能楽会館
回想録 其の七
「1000年先へ 前編」
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vo→ボーカル、pf→ピアノ、vln→バイオリン、mani→マニピュレーター
※ここからは基本的にはプロットのように記載します。写真は必ずしもその場面ではありません、ご了承ください。
………
序章
【交差する世界】
仕舞が終わり、私を除く3人が能楽師様たちと交互に舞台へ。
鈴の音と共に消えていく会場の灯り。
………
第一章
【この世界、そしてその終わり】
当たり前の日常、穏やかな毎日。
続くことを疑うことすらなかったのに。
だけど、朽ち果てていく世界。
この場所はいずれ、近いうちに終わりを告げる。
・
真っ暗闇。
その中からピアノの音色が響き出す。
00「オトギ」※pfを事前録音したもの
そうしてその途中で揚幕が上がり、私は橋掛かりを静かに歩き出す。
時を司るような、見届ける番人のような。
ぶら下がる植物のなか、時に迷いながら舞台を目指す。
そうしてちょうど二の松あたりでオトギが終わり、そこから生声で歌い出す。この、終わりゆく世界で。
01「memento(プロローグ)」※生声~vo&pf、モノラル
mementoを歌いながら舞台を目指し、そして間奏後の後半はピアノとマイクで。
第一章の音響は、基本的に舞台奥に設置したL1というBOSE社の棒状のスピーカー一発による、モノラル出力。
02「静寂」※vo&pf、モノラル
真っ暗闇。
雨の音がサラウンドで鳴り出す。
そしてピアノin(演奏はモノラル)
03「雨の唄」※vo&pf&vln、モノラル
雨の映像投影あり。
04「とある終わりに」※vo&pf&vln、モノラル~ステレオ
世界が終わる曲。
曲の途中で、天井から生えている「生命の樹」が光で浮き上がって来る。そう、生命の樹は<時空の扉>。
同じくして、モノラルだった演奏が曲中でステレオに切り替わっていく。
曲終わり、
フィードバック音が流れてくる(mani)。
どんどん、耳をつんざくような。サイレンのような。
映像も照明もフルスロットル。
消えゆく星が、
時空の扉が開く。
私たちを、この場所を未来へと誘うために。
………
第二章
【生命の樹、時空の旅】
様々な過去、現在、未来。
走馬灯のように歴史を駆け巡る。
破壊の歴史も、機械の国も、宇宙旅行も…
私たちの地球、この場所、私たち自身のことを。
05「meteor rain」
06「illusion」
07「metropolis」
08「エテルナ」
09「interspace」
※全てvo&pf&vln&mani、ステレオにて
……
続く。
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