19日に君僕シリーズの区切りがあって、
その翌日に個人的なものだけど、また別の区切りもあった。
どっちも終わりの意味の区切りじゃなくて、
次のステージへ向かうための区切り。
例えば終わりでも別れでもなくて、
わくわくするような区切り。
来年本厄なんで(笑)、つまり今年は前厄でして。
これが前厄かよ…ってくらいキツいこともたくさんあった。
けれど、それ以上に色んなものを得た一年であったなと思う。
今日、バイト帰りに昔の行きつけの店にひとりでふらりと行ってみた。
二年近く顔を出してなかった。
閉店時間ではなかったものの、もう遅い時間でお客さんも帰り掛けで。
カウンター越しに店長とバイトくんとたっくさん話せた。
時間なんて一気に戻ってった。
いや、会わなかった日なんてなかったみたいに。
その間に味わう物も変わらずに美味しくて。
こそっとアミューズ的なものを出してくれたり、
最後に赤ワインをご馳走してくれたり、
普段ならそんなことしない人なのに。
私もねだらないしね。
話を聞いてると、行ったこと、ほんとに喜んでくれてるんだなってわかった。
懐かしい人のこと、
あの日のこと、
色んなこと。
口の悪いあの人の、愛情表現。
がんばろーなって、
おたがい。
またすぐ来るよ、て。
ほんとに、またすぐいきたい。
あんなに話し弾んだのに連絡先も知らない、もう二度と会うこともない。
そんなことは飲みに行ってるとたくさんあった。
行きずりの関係。
というと語弊がある気もするけど。
変な意味ではなく。
最近の子達はそういったことにお金を使わなくなったよ、て言ってた。
確かに飲める子は減ってる気がする。
良いのか悪いのかわからないけど、
飲んでぐちゃっとなるあの感じがとても好きなので、
また思いっきり、大好きな人たちと、大好きな店でうわーって飲んだくれたい。
鳥貴族じゃなくて。
過去の汚なさと美しさがあって、
新しき日々はうまれる。
しあわせだ。