バンデラス | いぬ友に会いたくて・・・・・

いぬ友に会いたくて・・・・・

リハビリのためになんとなく始めた散歩。
でもその散歩で出会った犬友に会いたくて、今日も散歩に行くのです。


先日、バン君のお兄さんに

写真展で飾ったバンデラスの写真を渡してきた。


ココママからは、バンデラスのマグカップ・・・






実は、バン君

プラリネさんでの写真展が始まる1日前

7月の24日に、虹の橋へ旅立ちました。

17歳でした。


ある時期から、誕生日や訃報の記事を書かないようにしていましたが

バン君は広場の犬友みんなが気にしている存在だと思うし

会えなくなってどうしてるかと

思ってる人もいるかもしれないと思い

書かせていただくことにしました。









初めて写真を撮ったのは2009年8月

夕暮れの中お兄さんと歩いてるバン君だった。



それから、6年間。

広場に行けば、必ずと言っていいほどバン君に会えた。

他の子に会えなくても

バン君には会えると

なんとなくみんなが思っていたよね





日本犬の風格というか

穏やかなその佇まいが、私は大好きだった。






2010年の夏





ムチムチしてるバン君






振り向くと、むにゅっとなるこんな顔も好きだったな







カメラを向けると、こんな風に穏やかに笑ってくれた。






お兄さんが大好きだったバン君






広場の長老で






みんなに愛されてた






ニコニコ







ニコニコ





ニコニコ





うふふ~





2011年の春




2013年6月



少し痩せてきたな~。


このころはもう歩くのが精一杯な感じ・・・


12歳のころ、一度ガンの手術をしてから

もうダメかなって思うこともあったけど

お兄さんが手作りご飯に切り替えて

すごく献身的に看病したら

むっちゃ元気になったこともあったな。


痩せてきたし、もう15歳

このまま衰えていくのかと思いきや

これまた、お兄さんの努力が実り




走れるほどに回復




バン君が走った って


思わず駆け寄って写真を撮ったほど

感動したものだ



広場に着いた時はよろよろ

ハーネスに身を任せながら歩いてるのに

みんなにエネルギーをもらってるのか

広場が本当にパワースポットなのか??


帰る時には笑顔でダッシュ



嬉しかったな~




顎をさすると、気持ちよさそうに

思いっきり体重をかけてくるバン君




可愛いのだ。








満足、満足





お兄さんと遊ぶバン君



楽しそうだったな


このころは本当に歩くのもヨボヨボになってきてたけど

こうして、遊ぶ姿を見てると

犬にとって、飼い主と散歩することや遊ぶことが

どんなに大切かって

つくづく思う。




この場所が好きだったんだよね、バン君。





草の上に寝転がって

リラックス~






おじいちゃん、お鼻が曲がってますよ







去年の1月には右目も見えなくなってたけど

歩くのも一生懸命だったけど

しっかりとした意思というか、

力強さが見て取れる。


体が悪くなった犬を散歩させていると

歩くのが大変そうだとか

歩かせるなんてかわいそうだとか言う人もいるけれど


どんなに時間がかかったって

バン君の歩調に合わせて広場を散歩する

お兄さんの愛情は、誰も否定することはできない。


大変でも、好きな場所を歩かせることが

きっと、バン君の体を支え

生きる気力を与えたのだと私は思う。



ほとんど歩けなくなっても



抱っこで連れてきてもらっては


草の上でリラックス







今年5月の終わり

最後に会った時は、ほとんど眠っていたけれど

草の上で風に吹かれるバン君の

その顔は、とても穏やかで幸せそうだった。




7月24日夜

お兄さんが仕事から帰ってくるのを待って

お兄さんの腕の中で、旅立って逝ったバン君


今頃はきっと、軽やかになった体で

虹の橋で楽しく走り回ってるよね







大好きなバンデラス


出会ってくれて、ありがとう

また会おうね