今回は、国府宮から稲沢市矢合町を経て津島まで走っていた「矢合線」
です。
まずは停留所から。
国府宮を出て稲沢市街地を抜け、桜木から県道121号津島稲沢線に入って
南西に進みます。
矢合町内に入って矢合観音前を通り、儀長南橋で三宅川を渡ってそのまま
西岸を進み、観音堂で旧平和町に入ります。
平和町三宅、東城を経て小津橋で旧佐織町に入って鉄道津島線藤浪駅前を
通り、津島へ至る路線でした。
営業キロは、14.0km。
次に、国府宮発の時刻表です。
矢合観音前までの稲沢市内運行がほとんどで、日中は毎時4本以上が
確保されていました。
矢合観音前以遠は、平和町下三宅までが運行がない時間帯もありました
が毎時1本程度、津島までは1日4往復のみの運行でした。
所要時間は、矢合観音前までが10~12分、下三宅までが22~24分、津島
までが36~38分でした。
この「矢合線」は昭和50年代に下三宅(または平和町役場前)まで短縮され、
平成に入ってから矢合観音前(または愛知県植木センター)まで短縮され
ました。
現在は「稲沢中央線」として経路を変えて運行されています。