今日は、たんぽぽの里で治療をしているFIPのリク君と
疥癬で皮膚病で保護されたかい君を紹介をします
今日受診をしていて
たまたまお会いできました
クラウドファンディングを始めたころ3月8日の日に
たんぽぽあだぷしょんぱぁくに入院をしたリク君
ウエットタイプの初期でした
1日も早い投薬をという事で、急遽都内の病院から転院をして来ました
食欲がなくて心配をしました
飼い主さんのおっしゃるように子猫のなのに活気がなく
し〜〜〜んといった感じでした
毛艶も今ひとつの頃の写真です
なんとなくどよ〜ん
大好きな家族と離れての入院なので不安もあったと思います
看護師さんや、先生方も気にされて
スキンシップをしてくださっていました
退院後は毎日の受診となりましたが
私は病院に常勤していないので久しぶりに会いましたが
元気印で安心しました
「僕こんなに元気なったから、もう入院はしないよ」
「お薬毎日飲んでるからね!!」
見つめられてしまった💦
そして、同じ時間帯に来たのはかい君
ちょうど、クラファンに挑戦を始めた次の日にやって来ました
怪我をしているみたいなので診て欲しい
でも捕まらないのでどうしたら良いですか?のお問合せに
捕獲機を貸し出しました
おうちにも猫さんがいて
保護は難しいとお話をされていましたが
治療をしている期間はなんとかしますと言ってくださったので
ケージ等もお貸ししました
怪我ではなく疥癬というという感染症でした
ヒゼンダニというダニが皮膚の角質に寄生し
激しい痒みを伴う病気です
人にもうつります
おっかないお顔でしたが思ったより良いこで
治療も開始できました
赤くなった皮膚は、痒くてかきむしったのでしょう
治療をしている間に保護主さんになつき
保護主さんも心を奪われ、おうちの猫さんとなりました(^ ^)
また、この飼い主さんは、このかい君を捕まえるために仕掛けた
捕獲器に違う猫が入ってしまいましたが
その子も、おうちの猫さんとして迎えてくださいました
保護猫をおうちに入れるのはなかなか大変な事ではありますが
お外猫さんを気にかけ、治療をしたり避妊去勢手術をしてくださりました
ちなみ、かい君はエイズキャリアで
おうちの猫さんがいるため保護できないと
治療期間だけの保護のはすでしたが
おうちの生活にも慣れてとっても穏やかな顔になりました
まるで別猫ですね
愛情をたくさんもらって穏やかですね
そして何より皮膚の状況も少しずつきれいになってきています
たんぽぽの里・たんぽぽあだぷしょんぱぁくにおいて
保護のできない場合もありますが
何ができるかを一緒に考えたり、アドバイスをする事でこうして
お外猫で病魔に襲われていた生活から幸せな生活を手にしたかい君
これからも、飼い主さんや保護主さんに寄り添いながら
活動をしていきたいと思います
臨床経験の豊富な獣医師も増え扱える症例も増えてきています
本来であれば、病院の収益で施設の拡充やFIPのお薬のストックも
病院として対応すべきところではありますが
病院の収益はスタッフの給与と施設維持費を除き
全て猫達のために使用させていただいているため
それができない状況となっております
ネクストゴールをもけております
猫達のためにどうか拡散協力、更なるご支援をいただけますよう
ご協力お願いいたします