神奈川県144多頭飼育崩壊 No.142かおり 永眠 | 言葉を話せない動物たちからのSOS ~殺処分される命を救うために~

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3本の脚を虐待できられてしまった育生(なるみ)ちゃんをきっかけに始まったブログででしたが、
チョコママの猫レスキューをしている日常の様子をご紹介してます。素敵なご縁探しもしています。

9月15日に先行保護をして

出産をした神奈川県大規模多頭飼育崩壊のかおりちゃん

 

10月8日に永眠いたしました

 

出産させていなかったら

助かったのかもしれない?と先生に聞いたが

それは違うと

 

 

子育ては一緒に行っていたが

途中から子猫はとりあげた

 

ともかく調子が悪く治療を優先

 

胸水が溜まっていて

無気肺で

 

病院に行くときは

座っていたのに

エコーの後胸水抜く前に急変

ギリギリまで頑張っていたんだと思う

 

手術の麻酔に耐えられる呼吸ではなかったいうが

なんともやるせ無い

 

 

エマージェンシー(緊急蘇生)を試みるも

戻ってきませんでした

 

 

 


 

やさしいママ猫さんでした

 

アンモニアで呼吸器がやられてしまったと思うと
本当にくやしい
 
行政がもっと早く対応していれば
一番悪いのは飼い主一家だけどね
 
動物愛護法いうネグレクトにあたる虐待で通報はしたけれど
 
本来、行政がきちんとした指導・勧告を行っていれば
ここまでにはならなかったという変えがたい事実
 
 
 
昨日のニュースでアンモニア臭での児童搬送のニュース
 
理科の実験でのアンモニア臭でも
搬送されるレベル
 
今一度掲載しますが
この家のアンモニア指数は

 

 

 

 

 

1階で80を超え
2階ではこれ以上測定できないという数値
 
 
15分ここにいたら健康被害が出ると言われてる
 
私達ボランティアもレスキュー後
喉の痛み、咳、リンパが腫れる
数日間に及ぶ目のかすみや痛み
頭痛、吐き気の中で過ごしてきました
 
病院行く時間すら作れなかった
 
ある意味、ボランティは一般人
この数値を行政に提示している状況の中で
行政は自分たちの身を守り
完全武装で来て、ほとんど外にいるだけ
 
ボランティアは捕獲のために動きを優先で
長袖長ズボン
マスクも通常のマスクを2枚に重ねるのがやっと
 
 
共に作業するわけでもなく
行政が一般の人間を
このアンモニアガスの中で
作業させるのは如何なものかと思う
 
 
虹の橋を渡る子猫達の多いこと
早産であったり
未熟児であったり
生後数日であったり
 
現場の光景が今だにフラッシュバックして
日常の生活でのダメージ
夢の中ですら開放されない
 
本当に辛すぎる現場
 
協働し、
支えてくれるはずの行政は
「適正な指導をしているのに
ボランティアが騒いで行政を
振り回している」と関係各所に…
見えない場所で
攻撃を仕掛け落としいれる
 
適正な指導、計画とやらを
ぜひ教えてもらいたい
 
適正な指導をしてたら
こんな現場になっていないはず