虐待された猫…命名マリン その後のこと諸々・・・ | 言葉を話せない動物たちからのSOS ~殺処分される命を救うために~

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3本の脚を虐待できられてしまった育生(なるみ)ちゃんをきっかけに始まったブログででしたが、
チョコママの猫レスキューをしている日常の様子をご紹介してます。素敵なご縁探しもしています。

虐待された猫ちゃん・・・いつまでも猫ちゃんというのはかわいそうなので

診てくださっている先生にこの猫にあった名前をとお願いたしました。


さび猫の長毛でふわふわのまりもみたいと、初めまりもちゃん・・・と呼んだらしいのですが知らん顔・・・

で、マリンちゃんって呼んだら、目があったそうで、まりんちゃんになりました。


餌をあげ、外で飼っていた方は、名前まではつけてなかったようで

これからはマリンちゃんですので、よろしくお願いいたします。


日曜日に手術予定でしたが、あまりの痛さに食欲も落ち食べないので

これ以上体力消耗してからのオペは危ないと判断し、緊急手術を11日に行いました。


3時間以上にわたるとても長い手術。

呼吸が何度も止まりそうになりながらも、がんばりました。

麻酔の覚めも悪かったけれど、1時間近くすると、震え始め覚醒が始まってほっと一息。


手術をした後、会いましたが、やはり痛々しいです。


手術は前脚は、本当は、肩甲骨のところから断脚なのですが、右側に脚が全くないのは生活に無理があるので肘の少し上で筋肉を寄せて縫合。


後ろ脚は大腿骨はぽっきり。

切り傷が広範囲にわたっているのでとても大変な手術だったそうです。


そして、尾は穴があいて肛門付近まで傷があり尾骨を一つとって、縫合。

ここはかなり痛いようです。


その尾の横の臀部かな?太ももになるのかな?

1センチくらいの穴が筋肉まであいて筋肉間で炎症は進んでそこも洗浄、汚れを取り除き縫合。


4か所の大きなオペでした。


先生の判断では、皮膚断面の切り方が鋭利な物で切られた跡があり、

まるで、一度断脚して手術をしたのかな?と思うほど傷口とのこと。


穴のあいているところも、故意にあけないと開かない状態。


など総合的に判断し、虐待のであろうとの見解でした。


電車や車にひかれた傷ではない事、エンジンルームなどに入ってのけがではないということです。

この見解は、警察及び、保健所も同じです。


罠などによる可能性も捨てられないが、人為的に行われているという見解です。



12日に相模原警察に行ってきました。


担当の警察官は、とてもよい方で、警察としてはポスターなど作ることはできないが

個人的にポスター作りなどを作る事は出来ますよとお話をしてくれました。


ただ、警察としては動愛法をうけて、警察官の巡回をしたり

交番などの掲示板で近隣でこういった事件が起きていることをお知らせします。


マリンちゃんの飼い主さんのほうで自治会の話し合いで

こういった事件があったことを話すということ。


それで終了…


器物破損では、相手がいないと被害届を出せないし、

動愛法は特別刑法なので被害届とかはいらないとかで…


そして、最も納得できなかったのが

手術で断脚した物や、皮膚が鋭利な物で切られてると判断できるものを

物証として納めたかったけれど、

写真で撮ってあるのでそれでいいと・・・

預かってもゴミとして捨てるだけと言われたのは正直ショックでした。


その後、県会議員の方も間に入って、

被害届を出せることになったけれど。あくまでも器物破損。

物あつかい・・・にするか動愛法で動いてもらうかで器物破損では被害届は出さない事にしました。


警察の見解。

動愛法を受けて、捜査を開始するということ。

今回の猫のけがについては、人為的であることを認めたうえで、動愛法にのっとって捜査を始めることを

お約束していただきました。

午前中では、警察の名前の入ったビラなどは配れないということでしたが、

事件のあった場所の付近一帯の回覧板に、警察からのお知らせとして、

今回の事件のあったこと、目撃情報、何か気がついたこと、同じようなことを経験したことなどがあった場合に警察に通報してくださいというものを回覧してくださることになりました。


正直、現状ではこれが精一杯の警察の対応だろうとは思います。

犯人検挙ができるように頑張りますと、生活安全課の方はおっしゃってくださいましたが、

今後どのように警察が動いてくれるかですね。


相模原署が動くことで、全国でのこれからの動物虐待に関する取り締まりが強化できるように

相模原は、動物にも人にも優しく、安心して住める市であるということを

今後の警察の動き次第で期待したいです。


ただ、今回の件を警察側の見解として、

虐待目的であるということは認めてくださったことは、大きな一歩かもしれません。

慣れていたから・・・

それにしても、あれだけのけがを負わせるのには、相当の覚悟がいること。

死なせないで、放置し、証拠を残したのがなぜか?そこから考えると愉快犯ではないとの見解。

可愛がろうとして、ひっかかれたりして腹立ち紛れで行ったのか?

市役所のほうでは、罠か何かを使って行った可能性もあるということ。

ただ、罠を使った後で手をくだしてる可能性もあるということ。


市役所の生活衛生課の方が、言った一言・・・

「野良猫でも、飼いネコでもどちらでも問題ですね。」と。

市役所のほうも、動けることは動きますが、いろんな意味で難しいですねと

おっしゃいっていました。


本当に、難しいですね。

でも、とりあえずはじめの一歩ですね。


まりんちゃん・・・ご飯をなかなか食べず、

先生が食べさせてるのですが、

それが嫌で、先生のことを嫌いになっているようです。


元気になってほしいですね。



写真は術後のマリンちゃんです。




言葉を話せない動物たちからのSOS ~3本足を断脚した猫の育生ちゃんとペットショップ廃業から助けた犬や猫~


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