ただ、今は祈るだけ・・・ | 言葉を話せない動物たちからのSOS ~殺処分される命を救うために~

言葉を話せない動物たちからのSOS ~殺処分される命を救うために~

3本の脚を虐待できられてしまった育生(なるみ)ちゃんをきっかけに始まったブログででしたが、
チョコママの猫レスキューをしている日常の様子をご紹介してます。素敵なご縁探しもしています。

パルボの時限爆弾が落ちました。

日曜日に発症をして、火曜日には吐き気が止まって

ゆっくり快方に・・・

でも食べず、強制給餌ゆっくり少しずつ


後は食べて貧血が改善すればと思った矢先

時限爆弾投下。

早朝に下血。


ぐったり・・・


留置をとってくださった獣医に朝一番で電話するが


「パルボにこれといいた治療法はないし」

「パルボで貧血なら輸血ぐらいかな~」


この子猫を助けるには輸血とか頼めるんですか?ときけば


「家でするかですよね?」って・・・


素人に家で供血したものを直接輸血しろというのかと

ただ言葉を失う。


「この子猫を助けるためにはパルボであることを言って、輸血してくれる病院を探すしかないんですか?」

ときけば


「輸液ポンプどこかかしてくれるところみつけて、家でするとか、診てくれるところ探すかですよね」


・・・・・・


もう助けてはくれなんだ。

でもじっとしているだけはできないし・・・


パルボが発生してからも

留置をとってもらうのが精いっぱいで、診察はいっさいいてもらえなかったから


いつも往診してくださる先生は子猫もいるが今日は遠くまでの往診。

指示は出してくれたが、下血が続き昼過ぎまで持たないかも…


以前お世話になったことのある病院の一つが、

「猫が苦しんでいるなら、診察をしましょう。ただ、輸血としても、全血ではなく血漿輸血になるかもしれないし、診察をしないとわからないですからまず診察に来てください」と・・・


すごく留置の取るのが上手な先生なのですが、

下血のせいで、あまりの低血圧と、脱水でなかなか留置が取れない。

先生は子猫をなぜながら「がんばろうな」って声をかけてくれて…


見ているしかない私は、

なんだか、やっとパルボの猫をちゃんと診察してくださる先生にであえてなんかほっとしてなみだがでちゃいました。


がんばろうね!

りく君。


貧血はひどく脱水なのに

血小板は通常30から80の値のところ1.9

赤血球は通常550から1000の値のところ275

ヘモグロビは通常10から15の値のところ3,9



ナトリウムは通常150から165の値のところ158(脱水が改善されれば低くなるかもとの事)

カリウムは通常3,7から5,9の値のところ3,7

クロールは通常115から126の値のところ124


この電解質の状態を見て適切な輸液をして全身状態の改善をはかりながら治療をすすめると先生からはお話がありました。


幸いにも、最悪な状況になる手前で診察をしてもらえたのに

かすかに希望がみえているような・・・

不安な気持ちでいっぱいですが、

りく君も一生懸命に頑張っていると思いますから祈るばかりです。


兄弟のもう1匹も発症して、今留置をとって、少し落ち着き始めていますが、

今は、私の手元にいる猫を懸命に看てあげることしかできません。


今はまだ輸血に耐えられる体力もないので

全身状態を見ながら輸血も視野に入れての治療です。

今までかかっていた病院は、猫の全身状態の確認もせずに家で輸血しかないって言ってたけど、無謀なことしなくてよかった。


そんななかでも、相談は多く

正直誰か助けてって叫びたくなります。


幸いにも、昨日のキャッツママの相談の猫は今日までに8匹が今捕まり、

昨日の猫6匹は全部メス。

先生は夜中の1時過ぎまで手術をして下さったそうです。

そして、今日また新たに2匹手術の猫を捕獲成功。


子猫は既に昨日、チョコママのことをいつも助けて下さる先輩ボラが

4匹追加で保護。


今日捕まった子猫は、手術をして下さる先生にお願いをしました。


他にも捕獲8匹だって・・・

でもそこは家から遠いし、子猫に看病に支障があるので他の方に頼んで

埼玉に搬送。

とても小さい子猫なので私は動かない方がよさそうですし・・・

ボラさんの手配で頑張ります。



どうか、りく君(入院中)とキーちゃん(自宅療養中)が元気になりますよう。