龍が如く維新 感想 | お腹ポチャリーマンのゲームレビューブログ

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かつて日本には、英雄がいた

今回はPS4で龍が如く維新をプレイしたので感想を書いていきたいと思います。



如く維新は龍が如くの時代劇スピンオフ作品で、龍が如くの登場キャラクターの桐生さんや真島さんが歴史上の人物になって明治維新の物語を繰り広げるゲームです。

桐生さんは坂本龍馬として活躍します。

歴史上の人物といっても性格はかなり元々の如くシリーズで見られるような性格をしています。

それがけっこういい配役だったりするので、誰が誰になってるのかなってのを予想しながらゲームプレイするのも面白かったです。


維新は如くシリーズでもけっこう評価が高い作品で、ジャッジアイズや如く7がとても面白かったので、セールで安く買えるしやってみるかと思いプレイしました。




このゲームの個人的な評価を10点満点でいうと

メインストーリー 7

やりこみ要素サブストーリー 8

戦闘 7

幕末の雰囲気 8


総合7


って感じでした。

面白かったけど期待はこえられなかったなーって感じです。

ジャッジアイズと如く7でハードル上がりすぎてたかもしれないです。



・サブストーリー、やりこみ

いつもの龍が如くシリーズ恒例の面白いサブストーリーがたくさんあって良かったです。

現代日本じゃなくて幕末が舞台なのでいつもと違う雰囲気だったのも面白かった。


ただ街の人との絆イベントは同じことの繰り返しが多くてめんどくさかったです。

ダンジョン攻略のミニゲームもそんなにやりこみたいと思えませんでした。



・戦闘

戦闘スタイルは格闘/剣/銃/剣+銃の4種類あります。

剣も幕末っぽくて面白いけど格闘以外ヒートアクションが出しにくい気がするのが微妙でした。

いろいろ使いたかったけどメインにしてたのはガードが固い剣スタイル。

各スタイルで特徴が違いすぎてなかなか他のスタイル試せなかったな。



・幕末の雰囲気がいい

日本の歴史で一番面白い時代って幕末だと思うんですよね。

新選組とか維新志士が入り乱れて日本の未来のために戦った時代。

それを体験できたのは面白かったです。

あとは武士の時代が舞台のゲームってあまりやったことなかったので新鮮でした。

RPGで侍のジョブとかはあるけど実際に江戸時代の日本の街を散策できるとかはなかったので。

現代が舞台のゲームよりも和の雰囲気があって面白かったです。




・ストーリー

ここからネタバレあります。








ストーリーは最初は面白かったけど終盤の展開は正直微妙でした。


最初はとても面白かったです。

史実を参考にしてるけどけっこう独自の物語を展開していてこれからどうなるんだってわからなくて先が気になる物語でした。

坂本龍馬が京にきて斎藤一って名乗っていて、どうなるんだ!?ってなったり、

坂本龍馬が新選組に入った時も、だから斎藤一って名乗ってたのか!って妙に納得したり面白かった。


坂本龍馬が新選組に斎藤一として潜入するので坂本龍馬と新選組の両方を一度に楽しめるという画期的なゲームになっています。

一粒で二度おいしい的な。

そのおかげでシナリオも先が読めないかなり楽しめる内容になっていて良かったです。


新選組の雰囲気も裏切り者はすぐ殺すのが龍が如くのヤクザっぽい雰囲気があってマッチしていました。


兄弟の武市が黒幕ってことは良かったんですが、大政奉還した後になんで武市が倒幕戦争を引き起こそうとしたのかが無理矢理すぎて納得できませんでした。

みんな日本の未来のために戦っていて武市も日本のことを考えているようなアツい描写があったにも関わらず、大政奉還で内戦回避が現実的になったのにムリヤリ戦争しようとしてるのは納得できない展開でした。

前はアツく日本の未来を語っていたのに今は土佐のことしか考えていない感じでなんでそんなに利己的になってしまったんだ!って。

坂本龍馬の兄弟として最後まで筋の通った魅力的な悪役として描いてほしかったです。


最後は改心するけど終盤あたりの展開はちょっと理解不能でした。

真の黒幕の山内容堂がショボすぎた感じも残念。

山内容堂は銃持って勝った感出してたのに、ボロボロの坂本龍馬に詰め寄られただけで降参するのは意味がわかりませんでした笑


僕は最後の展開にしらけていたので山内容堂と坂本龍馬の問答も長いなーって感じで全然響きませんでした。


終盤の展開が惜しかったです。


そんな感じで普通に面白かったけど期待は越えられなかったなっていう感想でした。



それではまた!