パートナーに腹が立つ!
会社の人たちが許せない!
人は、相手を群れの仲間だと認識すると、自然に態度が優しくなります。
しかし、その群れの仲間に対して、上のように厳しくなってしまう時があります。
それが犠牲感を感じている時です。
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犠牲感とは、自分ばかりさせられている、不公平だと感じている状態です。
つながり感を持った後に出てくるやっかいな感情です。
なぜなら、自分が感じている痛みを分かってもらいたいために、
同じだけの痛みを相手に感じさせたくなるからです。
苦しさを分かってもらいたいだけのつもりが、
批判的、攻撃的になってしまいます。
そして、つながりを壊してしまいます。
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犠牲感がある時は、
「不公平な天秤」になっています。
人間の頭の中には、常に天秤があります。
自分と群れの仲間がそれぞれ得ている報酬と支払いを測っています。
・それぞれどれだけ得しているか
・それぞれどれだけ支払っているか
をなんとなく考えています。
自分だけ取り過ぎないように
自分だけ支払いすぎないように
バランスを取るようにしています。
これは、群れの一人だけに負担が集中しないようにして、
群れを長く機能させるための大切な感覚です。
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しかし、
頭の中の天秤なので、
みんなのイメージ、感覚がズレています。
相手はバランスが取れていると思っていても、
あなたは、相手ばかりがいい思いをして、自分の報酬が少ないと思っているかもしれません。
逆に、
あなたは公平でバランスが取れていると思っていても、
相手は、自分ばかり負担が多くて不公平だと考えていることもあります。
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犠牲感の解消するためには、
・相手と話して負担を調整すること
・自分の捉え方を変えること
の二つが必要です。
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抽象的でわかりにくいですね。
そうなのです。
現実問題だけではなく、
頭の中の天秤の問題も存在しているので、
こうしたらスッキリ解決!
という方法が言えません。
群れを作って、分業する。
高度な社会性を持った人間ゆえの複雑な悩み。
それが犠牲感なのです。
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でも言えることは、
大切な群れだと認識しているからこそ、犠牲感が出てきているということです。
大切な相手だと思っていることが素敵ですね。
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