ターボさん、2つの疑問があります🙇‍♂️

ビジネスセミナーや経営者の勉強会でも、

間接原因の「気持ちの改善」に取り組むような

アドバイスや指導が多いように僕は思います。

もしそうであれば、なぜでしょうか?

もう一つの質問は、「気持ちの改善」にも、

何かに対しての効果があると思います。

ターボさんは、それは何だと考えますか🙇‍♂️

という質問をいただきました。

両角 和哉さん

ありがとう!

 

説明しておくと、

「自分のためではなく世の中のためと思って行いなさい」

「感謝しましょう」などは、間接の原因であり、気持ちの改善です。

直接の原因である、行動や仕組の改善をしましょう、という話をしました。

 

それに対する質問です。。

まず、

「気持ちの改善」に取り組むようなアドバイスや指導が多い理由について。

これは2つ理由があると思っています。

1、感覚的な人が自分の経験則で話しているから

2、行動することが当たり前だから

一つずつ説明します。

1、感覚的な人が自分の経験則で話しているから

そういうことを話す人は、

自分がそれをやって効果があったと感じたことを話します。

シンプルに、

自分がトイレ掃除をするようになったら、

経営がうまく行き始めた

だからそれを話している

ということです。

トイレ掃除→??→経営が上手くいく

 

この間に隠れている直接の原因までを分析しない理由は、

その人があまり分析が得意ではない、

感覚的なタイプだからです。

2、行動することが当たり前だから

自分はまさにこのタイプでした。

結果は行動によって作られる。

これは当たり前のことで、

説明する必要がないと思っていました。

例えば、学ぶのは行動するため。

自分がセミナーを受講したときは、

講師の話を聞きながら「行動リスト」

を作っていました。

このようなタイプの人は、

神社にお参りに行ったら、

神様に応援ありがとうござます

とお礼を伝えます。

そして、気持ちが変わったことを感じると

「神様が応援してくれているとしたら、どういう未来を作ろうかな」

と無意識にビジョンを考えます。

さらに、

そのためにはこれをして、あれをして、と

「行動リスト」を考えます。

 

これが無意識になっているので、

まさか、

気持ちが変わったのに行動に落とし込まない人が

いるとは思っていないのです。

もう一つの質問

「気持ちの改善」にも、何かに対しての効果があるのでは?

について。

気持ちの改善は、

望む状態と行動の発想に変化をもらたらすという効果

があります。

神社にお参りに行く例に書いた通りです。

犬飼ターボの場合を書いておきます。

自分は神社に行ってお参りすると

どんどんビジネスが上手くいくようになりました。

 

質問者の両角さんとは、

センターピース(旧マスターコース)でも

神社にお参りに行ったね。懐かしい!

だけど受講生は、自分ほど現実に変化がない。

なんでだろう、と観察をすると、

「神社に行けば、行動しなくても勝手に上手くいく」

と勘違いしていることに気づきました。

 

つまり、気持ちの改善をすれば、結果が変わる

と思っている。

そして、そういう人が圧倒的に多いことがわかりました。

また、気持ちの改善は、

トイレ掃除→??→経営が上手くいく

のように、直接の原因が抜け落ちているので

役立たないと感じて離れていく人も多くいます。

思考優位の頭タイプの人たちです。

だから、神社に行きなさいというような

気持ちの改善は教えなくなりました。

大事なところは、

あなたが応援されていると仮定したら、

どんな未来を作るかを考えることであり、

その未来の実現のために発想を出して、

行動することです。

ちなみに、応援されている感覚は、

仲間から得る方が何倍も効果があります。