ターボさん、2つの疑問があります
ビジネスセミナーや経営者の勉強会でも、
間接原因の「気持ちの改善」に取り組むような
アドバイスや指導が多いように僕は思います。
もしそうであれば、なぜでしょうか?
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もう一つの質問は、「気持ちの改善」にも、
何かに対しての効果があると思います。
ターボさんは、それは何だと考えますか
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という質問をいただきました。
両角 和哉さん
ありがとう!
説明しておくと、
「自分のためではなく世の中のためと思って行いなさい」
「感謝しましょう」などは、間接の原因であり、気持ちの改善です。
直接の原因である、行動や仕組の改善をしましょう、という話をしました。
それに対する質問です。。
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まず、
「気持ちの改善」に取り組むようなアドバイスや指導が多い理由について。
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これは2つ理由があると思っています。
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1、感覚的な人が自分の経験則で話しているから
2、行動することが当たり前だから
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一つずつ説明します。
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1、感覚的な人が自分の経験則で話しているから
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そういうことを話す人は、
自分がそれをやって効果があったと感じたことを話します。
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シンプルに、
自分がトイレ掃除をするようになったら、
経営がうまく行き始めた
だからそれを話している
ということです。
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トイレ掃除→??→経営が上手くいく
この間に隠れている直接の原因までを分析しない理由は、
その人があまり分析が得意ではない、
感覚的なタイプだからです。
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2、行動することが当たり前だから
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自分はまさにこのタイプでした。
結果は行動によって作られる。
これは当たり前のことで、
説明する必要がないと思っていました。
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例えば、学ぶのは行動するため。
自分がセミナーを受講したときは、
講師の話を聞きながら「行動リスト」
を作っていました。
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このようなタイプの人は、
神社にお参りに行ったら、
神様に応援ありがとうござます
とお礼を伝えます。
そして、気持ちが変わったことを感じると
「神様が応援してくれているとしたら、どういう未来を作ろうかな」
と無意識にビジョンを考えます。
さらに、
そのためにはこれをして、あれをして、と
「行動リスト」を考えます。
これが無意識になっているので、
まさか、
気持ちが変わったのに行動に落とし込まない人が
いるとは思っていないのです。
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もう一つの質問
「気持ちの改善」にも、何かに対しての効果があるのでは?
について。
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気持ちの改善は、
望む状態と行動の発想に変化をもらたらすという効果
があります。
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神社にお参りに行く例に書いた通りです。
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犬飼ターボの場合を書いておきます。
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自分は神社に行ってお参りすると
どんどんビジネスが上手くいくようになりました。
質問者の両角さんとは、
センターピース(旧マスターコース)でも
神社にお参りに行ったね。懐かしい!
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だけど受講生は、自分ほど現実に変化がない。
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なんでだろう、と観察をすると、
「神社に行けば、行動しなくても勝手に上手くいく」
と勘違いしていることに気づきました。
つまり、気持ちの改善をすれば、結果が変わる
と思っている。
そして、そういう人が圧倒的に多いことがわかりました。
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また、気持ちの改善は、
トイレ掃除→??→経営が上手くいく
のように、直接の原因が抜け落ちているので
役立たないと感じて離れていく人も多くいます。
思考優位の頭タイプの人たちです。
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だから、神社に行きなさいというような
気持ちの改善は教えなくなりました。
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大事なところは、
あなたが応援されていると仮定したら、
どんな未来を作るかを考えることであり、
その未来の実現のために発想を出して、
行動することです。
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ちなみに、応援されている感覚は、
仲間から得る方が何倍も効果があります。