今回は永久保存版です。
子供や大人に教える、学ばせるときに効率がいい方法はどういうものかについて説明します。
何かを身に付けさせたいときに、罰とご褒美をどう使ったらいいのでしょう?
罰はマイナスの感情を抱かせるものです。
具体的には、叱る、脅す、暴力、罰金、降格、などがあります。
ご褒美はプラスの感情を抱かせるものです。
具体的には、褒める、撫でる、賞金、昇格、などがあります。
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ラットを使った実験があります。
実験1
T字の迷路のTの下の部分にラットを置きます。
Tの右がゴールで、そこに餌を置きます。左には何も置かない。
結果
ラットはさまよっているうちにゴールにたどり着きます。
そして、何回か迷路に置かれているうちに、学習しすぐにゴールに向かうようになります。
実験2
ゴールに餌を置き、反対の左には電流が流れるようにする。
結果
反対側に行って電流で痛みを感じたラットは学習し、スタート地点から動かなくなります。
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この実験から分かることは、学習させる効率がいいのはご褒美だけを与えるという方法です。
ご褒美があったとしても、痛みがあると行動しなくなります。
これは、動物がご褒美よりも痛みを避けるという性質から来ています。
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人間も同じで、失敗したときに罰を与えるようにすると、行動をしなくなります。
家で、子供がお手伝いを失敗したときに怒られると、お手伝いをしなくなります。
会社で、社員がアイディアを出したときに批判されると、アイディアを出さなくなります。
試して痛い思いをするなら、試さなくなります。
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では、もし何もしないことにも罰を与えたらどうなるでしょう?
具体的にはお手伝いをしないだけで怒られる、アイディアを出さないと怒られるようにしたらどうなるでしょう?
家から出ていくようになります。
会社に行かなくなります。
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心理学の研究から、
学習効率が高い方法は、成功したときにご褒美を与え、失敗したときはスルーすること
だとわかっています。
これを、家や会社で使う場合は、
家で、子供がお手伝いをしたときにご褒美を与える
会社で、社員がアイディアを出したときにご褒美を与える
失敗したときに罰を与えないように、スルーしましょう。
鍵は、試行回数です。
失敗しても罰がなければ、失敗を恐れずに試すようになります。
その中で成功パターンを見つけます。
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試行回数をさらに高める方法があります。
それは、失敗しても行動したことに対してご褒美を与えることです。
もちろん、成功したら重ねてご褒美を与えます。
例えば、お手伝いをしたら褒めます。
アイディアを言ったら褒めます。
試行回数が増え、どんどん役立つお手伝い、役立つアイディアを言うようになります。
そのときに、重ねて褒めるのです。
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この学習の法則は、他人に対してだけでなく、自分に対しても同じです。
失敗して自分責める人は、罰を与えていることになります。
失敗すると痛いということ学び、行動しないほうがいいことを学びます。
そして、うずくまって行動しない人になります。
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これからは、成功したときにご褒美だけを与えること
成功しなかったとしても行動に対して褒めましょう。
これをやると本当に他人も自分も育てるのが上手くなりますよ。
これが【階段ルート】の育て方です。
センターピースでは、行動したときにご褒美を与える練習をします。
だから試行回数が増える=行動力が高くなります。
自然と、いろんな人生の分野で成功パターンを見つけることができるようになります。
仕事、人間関係、健康、パートナーシップ、美容などが上手く行くようになるわけです。
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