あなたは自由が好きだろうか?
ほとんどの人は、YESと答えるはず。
ところが、実際にMRIかなんかで脳の働きを調査をしてみると全く違う答えになる、という話をしよう。
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自由とは自分で意思決定できるということ。
選択肢があって、誰かに決められたり強制されるのではなく、自分で決められる状態のことだ。
さて、自分で意思決定を楽しいと感じる日本人は、何割でしょう?
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3割
つまり7割の人は、自分で意思決定することに喜びを感じない。
7割の人は、自由が与えられて、自分で決めなくてはならない立場に置かれると苦痛や不安を感じる。
誰かが決めたことに従ったほうが楽だと感じる。
え?と思うかもしれないけど、これを読んでもらえばらなるほどと納得するはず。
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初めて参加する会がある。
「服は自由です」と言われたら、どう感じるだろうか?
「よかった」と嬉しくなるだろうか。
「えー、何を着たらいいんだろう」と不安を感じるだろうか。
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7割の人は、ほかの人たちはどんな服を着てくるのか写真でも見たいと考える。
だって、自分以外の人たちが紺のスーツを着てきた中で、ラフな格好だったら恥ずかしいと思う。
逆でも恥ずかしい。みんなが短パン、ビーチサンダルの中で、自分だけスーツを着ていても恥ずかしい。
例え「服装は自由ですよ」と言われていても、一人だけ違う服になったら不安になるものだ。
完全に自由に意思決定していいと言われるとストレスを感じるのだ。
この場合のストレスの正体は、同調性。
みんなと違うと居心地が悪くなる。
時々集まりにみんなと違う格好をしてくる目立つ人がいる。
本人は、居心地の悪さを感じているかもしれない。
次のときに、みんなと同じ服装になっていたら、7割の人ということになる。
次のときもみんなと違う格好をしてきたら、その人こそ自由が好きな3割の人だ。
こう考えると、たしかに3割くらいだなと納得するはず。
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さらに、ほかの人に影響することを決めていい自由が与えられるとストレスは大きくなる。
例えば、飲み会の席で、あなたが料理を決めていいと言われたらどうだろう?
嬉しいだろうか?ストレスを感じるだろうか?
例えば、会社の中で、あなたが全員の給料を決めていいと言われたら?
「やったー、自由に決められる♪」と喜ぶ人は多くない。
誰かに決めてもらったほうが嬉しいのだ。
この場合のストレスの正体は、責任だ。
自分の意思決定で不満を持たれたくない。文句を言われたくない。
そういう意思決定をする立場に喜んでなる人は、リーダーになりたい人だ。
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結局、本当に自由を好む人って、3割にも満たないんじゃないかと思う。
ほとんどの人は、同調性のストレスと責任のストレスがない自由に憧れている人なんだろうね。
自由な髪形
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