「幸せになるには、メンタルブロックを解放したらいいんですか?」っていう質問をされて、「必ずしも幸せになるわけじゃないよ」と答えた話。

 

 

「メンタルブロック」とは痛みの記憶。

 

トラウマと言ってもいいんだけどそれだとちょっと重たすぎるので、そこまで重大じゃないけど実は何かをするときに心理的な障害になっている記憶をそう呼んでいる。

 

例えば、小学校の時に仲良くなろうと話しかけたら無視されたみたいな記憶。

 

その記憶があると、大人になったときに話しかけることが難しくなる。

 

無視されそうだと無意識に考えてしまうわけ。

 

 

 

 

メンタルブロックの解放とは、痛みの部分を軽くするということ。

 

例えば、話しかけたら無視されたという記憶にくっついているマイナス感情を小さくする。

 

相手はたまたま聞こえなかったという捉え方に変える。

 

そうすると、人に話しかけるときにストレスが少なくなる。

 

今までものすごく勇気をだして人に話しかけていたけど、少しの勇気で話しかけられるようになる。

 

話しかけるときに楽になるのだ。

 

 

楽になることを幸せになると捉えるかは人によって違う。

 

楽になることを幸せになると捉える人もいるだろうけど、幸せとは別だと捉える人もいる。

 

なので、メンタルブロックを解放しても必ずしも幸せになるわけではないのだ。

 

 

ただし、解放のやり方によっては幸せになる。

 

痛みを小さくするだけでなく、喜びに変えるのだ。

 

例えば、仲良くなろうと話しかけたら無視されたけど、意欲を持って行動した自分が素晴らしいという捉え方に変える場合だ。

 

これだと、自己肯定感を感じられるようになるので、自分って素敵だなと幸せだと感じるのだ。

 

ただしこれはちょっと高度で、ある程度の下準備ができている(階段ルートになっている)場合に限られる。

 

 

 

また、メンタルブロックの解放は行動するための心理的なハードルを下げることにはなるけど、行動することは別だ。

 

メンタルブロックの解放をしてマイナス感情を小さくすることで話しかけやすくはなるけど、実際にはまだ話しかけていない。

 

ここを間違えると、メンタルブロックの解放をたくさんしているだけで満足している人になる。

 

昔、メンタルブロックの解放をするワークショップに参加したときに、そういう人が多くいたのだ。

 

過去の痛みを書き換えてそれで終わりにして、これから何かをしようというところまで考えずに満足してしまう。

 

例えば、次の機会では話しかけてみようというところまで考えない。

 

こうなると、行動せず現実が変わらないので、また話しかけても無視されるんじゃないかという思いがよみがえって来てぐるぐるしてしまう。

 

現実を変えて体験するために行動も大切なのだ。

 

 

 

センターピースの受講生からの質問だったので、ちょっとマニアックな話になっちゃったけど、

 

メンタルブロックを解放したら、即幸せになるわけではない。

 

行動も大切。

 

ただし、安心感やつながり感や自己肯定感を感じるような捉え方に変えたら幸せを感じる、

 

というのがまとめです。

 

セミナーハウスのウッドデッキ。

 

 

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