周りで会社員をやめて起業する人が多い。
やめるまで行かないけど、いつか自分でビジネスをしてみたいと思っている人はもっと多い。
なぜか、いきなりドラゴンを倒そうとする人がいるのだ。
会社員だった人が、自分でビジネスをやるということは、
ゲームに例えると、今まで戦士だった人が魔法使いに転職するようなものだ。
戦士でレベル20でも、魔法使いに転職したらレベル1なのだ。
まずはスライムでしょ。
レベルを上げてからドラゴンに挑戦したほうがいい。
さて、ドラゴンとはなんでしょう?
スライムとはなんでしょう?
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ビジネスの8割は集客です。
作業の8割が集客のための活動なのだ。
まあ、おそらくここが最初に予想していなかったところだと思う。
例えば、タロット占いを仕事にしたいと思う人は、タロット占いの練習をしてしまう。
ブログを書く、Youtubeなどで配信するなどの集客の活動に時間を充てないとお客さんは来ないのだ。
集客を制すればビジネスの第一段階を制する。
つまり、集客が簡単なものがスライムであり、難しいものがドラゴンなのだ。
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スライムレベルは、みんなが知っていて、イメージしやすく、もともと必要なものやすでに買っているもの。
例えば、プロテイン。
すでに飲んでいる人は、他のプロテインに比べてここが特徴と言われたら、じゃあ飲んでみようかなと試してくれる。
例えば、「おやつの代わりになるプロテイン」とあれば、おやつが欲しいときがあるから買ってみようと思う。
おやつの時間に美味しそうに食べているところを写真で説明できる。
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ドラゴンレベルは、まだ知られていなくて、イメージしにくく、必要ではなくて、買ったことがないもの。
という条件に加えて、自分自身がサービスを提供するオリジナルなサービス。
これは難易度がMAXなのだ。
知られていないものは検索がされない。
写真に撮れないものは、イメージが伝えることが難しいので、言葉で説明するしかない。
しかも、未経験のものだから相手が想像できない。
必要がないものは、緊急性が低いので余裕がなければ買おうと思わない。
それでも、また他人のものならばまだいい。
「この人のこれはとってもいいですよ!私はそれをやってもらってこんなに効果がありました。」と説明することができる。
自分でサービスを提供する場合がドラゴンレベルになるのだ。
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マーケティングのプロでも自分のサービスは売れないことがよくある。
客観的に自分のサービスの強みは何で、どこが魅力で、どういう人たちにどう伝えるといいのかが分からなくなってしまうのだ。
自分のサービスには思い入れもある。
好きで毎日取り組んで考えて研究しているから、客観的に見られない。
細部へのこだわりもある。お客さんからしたらどうでもいいことにこだわっている。
そして、自分で自分の良さを説明する難しさがある。
説明を聞く側は、「そりゃ自分で作ったものなんだから良いって言うよね」というバイアスがかかるからだ。
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「ライフワークで起業したい」という中身を聞くと、あなた倒そうとしているのはドラゴンだよって思うことがある。
まずは、スライムを倒して経験値を積もう。
他人が提供していて、みんなが知っていて、イメージしやすく、もともと必要なものやすでに買っているものを売るのだ。
その商品の良さを、必要としている人たちに響くように、話しや文章で伝える練習をするのだ。
今はインターネットにそういう練習をする場所が溢れている。
いろんな商品を扱えて、簡単に出店できる。
やりたいことをやる前に、やりたいことをやれる練習をしよう。
スライムからはじめて行けば、必ずレベルは上がる。
見えないけど、ちゃんとレベルアップしていく。
俺も24歳から中古車の販売、ペンキの塗り替えセールス、英会話のセールスから始めたんだよ。
その中で、人が買いたくなる説明の仕方を学んで来た。
君もいつかはドラゴンを倒して勇者になる日が来るよ。
ありがとう。スライム。
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