起業を失敗させる理由のひとつ
ライフワークの呪縛
時々ブログで書いているんだけどね。
めぐが「ライフワークに執着していた」とブログ記事で書いていたので、お祝いで書こうと思う。
長く会社員をやっていた人が、いよいよ悩んで会社を辞めて起業する!
そうなったときに、上手く行かないパターンの一つがライフワークの呪縛にやられちゃうってやつなのだ。
やりたくない仕事を我慢してやってきた反動なんだろうね。
とにかく自分のやりたいことを!
大好きなことを仕事に!
そう意気込んで進めようとするんだけど、大抵上手く行かない。
ライフワークが上手くいかないのはなぜなんだろう?
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ライフワークにこだわるということは、
水泳の超初心者が、「バタフライで泳ぐんだ!」と執着するようなものなのだ。
バタフライって難易度が高い泳法だから、なかなか上手くいかずに挫折するだろう。
まずは、水に慣れること。
次にバタ足。そして、ビート板を使って水面に顔を出して呼吸。
憧れのバタフライは最後の目標にして、水泳の基礎を身に着けることが必要だ。
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ビジネスも同じなんだよ。
会社員とは全く違うルールなのだ。
まずは売りやすいものから始める。
売りやすいというのは、マーケットができているものだ。
簡単に言えば、みんなが「私もそれ定期的に買っているよ」と言うやつ。
今まで買っているものを試しにこっちにに買い替えてもらうことがしやすい。
例えば、パンツはみんなが定期的に買っている。
そういうものは試しに今まで買ったことがないブランドのものを買ってみるのに抵抗が少ない。
だから、売りやすい。
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売りにくいのは、その逆。
ほとんどの人が買ったことがないもの。
買っている人が極端に少ないし、頻度も少ないもの。
買う習慣がないものを買わせるのは、かなりのマーケティング能力が必要になる。
超絶に難しいのは、世の中になかったもの。
買った経験がない、買っている人を見たことがないものは、購入する側もかなりの挑戦になる。
それは言葉や映像、さらには複数のメディアを駆使して、見せて安心させて想像させて行動させなければならない。
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そう、起業で必要になる能力とは、マーケティングとセールスの能力なのだ。
これは会社員の時はやっていない。
陸上では経験していないバタ足みたいなものなのだ。
↑バタ足練習中
起業してライフワークに執着するのは、水泳初心者がバタフライに執着するようなもの。
たしかに、長い時間をかければできるようになるだろう。
ビジネスの場合は、その前にだいたいお金が尽きる。
お金がなくなると恐怖が襲ってくる。
ああ、会社員を続けれいればよかったんだ。
自分は凡人で成功なんて夢見ちゃいけなかったんだ。
などと自分責めと落胆の負のスパイラルに入って、ついにはうつ状態になってしまう。
何人もそういう人を見てきている。
売りやすそうなものを扱って、マーケティングとセールスについて学びながら練習をしたらいいさ。
「こうやれば売れるんだ。いろんなものが売れそうだ」という感覚になったら、バタフライに挑戦するのだ!
めぐブログ ”ライフワークに執着していた”
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