※生きる価値がないという思い込みが出てきた人のために書いた記事です。

 

 

メンタルブロック解放を手伝っていると時々「生きる価値」という言葉にぶつかる。


例えば、

 

自分はだめだという自己否定感が出ている。

 

それは何に対して出ていたのか?

 

「役に立てなかったこと」や「結果が出なかった」に対して。

 

では、役立たないと何がだめなのか?結果が出ないと何がだめなのか?

 

役立たない人間には生きる価値がないから。

 

という具合だ。

 

 

ターボさんにこの記事を読むようにと言われた人は、全集中!!で読んでいただきたい。

 

 

 

そもそもさ、生きる価値って何で決まるの?

 

例えば、「〇〇する価値がある」って他の物でも使うよね。

 

「このテントはキャンプに持って行く価値があるぞ」とか。

 

「ここは旅行で訪れる価値がある観光スポットだ」とか。

 

言い換えると、価値があるとは、「労力をかけるに値する」っていう意味じゃない?

 

 

でもって、「それをする人にとって労力をかけるに値する」っていう意味も隠れているんだよね。

 

持って行く人にとって、このテントはキャンプに持って行くという労力をかけるに値する」


ここを訪れる人にとって、ここは旅行で訪れる価値がある観光スポットだ」

 

 

もしこれを人に使ったらどうなるだろうね?

 

「この人は雇う価値がある人材だ」

 

「この人は結婚する価値がある相手だ」

 

同じで、

 

雇う人にとって、この人は雇うという労力をかけるに値する人材だ」

 

結婚する人にとって、この人は結婚するという労力をかけるに値する相手だ」

 

という言葉が隠れている。

 

なにか手間やお金がかかることの対価として十分だよっていう意味が隠れている。

 

では、じゃあ、「生きる価値がある」ってなんだろうね?

 

 

 

「あなたは生きる価値がない」と言われることがある。

 

もし、ターボさんから「あなたは生きる価値がない」と言われたとしよう。

 

これ、日本語的におかしくないか?って話しだよ。

 

ターボさんは誰にとって、どんな労力をかけるに値しないって言っているんだろう?

 

ターボさんにとってなのか?言われているあなたにとってなのか?

 

ターボさんにとってだとしたら、すごく変な話じゃないか?

 

だってさ、「ターボさんにとって、あなたは生きるという労力をかけるに値しない人だ」って言ってるんだよ。

 

「生かす」なら分かるよね。

 

毎日ターボさんはあなたにご飯を食べさせ、服を着替えさせ、お風呂に入れさせているけど、そんな労力をかける値しない人っていう意味だから。

 

生きるはあなたがすることなのに、ターボさんがあなたを生かしていると勘違いしている可能性はある。

 

だから、「ターボさん、私はあなたに生かされているわけじゃないので、私が生きる価値があるかどうかを決めるのはあなたではありませんと言えばいい。

 

 

 

あなたが「自分は生きている価値がないなあ」と思ったら、誰にとってなのか、つまり価値があるのかを決めるのは誰かを思い出したらいい。

 

大切なのは、あなたにとって、あなたは生きるという労力をかけるに値しない人なのかどうかだ。

 

そう、価値があるかどうかを決めるのはあなたなのだ。

 

あなたが生きるという労力をかけるに値すると思えば、あなたは生きる価値がある人なんだよ。

 

 

 

でも生きるって大変だしなあ・・・って思っている場合もある。

 

生きるってそんなに大変なことなのだろうか?

 

生きるために必要なことは何かを考えてみよう。

 

生きるには最低限、空気と水と食料が必要だ。

 

息を吸うこと、水を飲むこと、ご飯を食べること。

 

それってそんなに大変だろうか?

 

実際、めっちゃ大変な国は世界中にある。

 

汚れた飲み水を確保するのに毎日何時間も歩いている子供が330万人いる。

 

 gooddo マガジン330万人の子供が飲み水を確保するために歩いている

 

 

日本では公園に行けば清潔な水が飲み放題だし、食料も安く手に入る。

 

空気を吸って、水を飲んで、食べる

これらはむしろ気持ちいいご褒美的なものじゃない?

 

 


人間は基本的に、気持ちいいことで生きていくようにできている。

 

胸いっぱい空気を吸ったら気持ちいいね。

 

水を飲んだときの潤う喜び。なんなら美味しいジュースとかコーヒーとかお酒も飲んでいい。

 

ご飯を食べるのは楽しみだね。なんなら寿司でも食べましょうか?焼肉でもスイーツでもいい。

 

自分を生かすことって、快楽まみれでできているのだ。

 

「生きたい」という衝動・意欲の正体はこれらの快楽を味わいたい!なのだ。

 

あなたが生きることで、最も喜ぶのはあなた自身。

 

生きるとは、おいしい気持ちいい喜びを味わうことだ。

 

生きる価値がある=喜びを味わう価値がある

 

あなたが「自分に生きる価値がある」と考えることは、「私は喜びを味わう価値がある」とあなた自身で思うことなのだ。

 

そして、あなたがそう思うことは、あなたの自由なのだ。

 

空気を吸うのが好き、飲むのが好き、食べるのが好きなら、生きる価値があると思っちゃって全然問題ない。

 

 

 

 

あなたが生きることは苦しい辛いと思っているのは、【崖ルート】だったから。

 

みんなストレスを原動力にして行動している。

 

何かするときに、やらなかったらやばいことになる、みんなはできている、こんなのはまだまだだ、なんて追い込んで疲れちゃっているのだ。

 

生きるのは辛くない。【崖ルート】で生きるのが辛いだけだ。

 

 

ほら、あなたはだんだん【階段ルート】になってきているよね。

 

前よりも、なんか楽だよね?

 

不安を感じにくくなっているし、つながりを感じるようになっているし、自分を素敵だと感じてきている。

 

生きることは、気持ちいいことで成り立っている。

 

【階段ルート】になるに従って、そうだなって実感するよね。

 

 

さあ、みんなで乾杯して、美味しいご飯を食べて楽しもうぜ。

 

生きる価値があるって実感しよう。

 

 

 

 

 

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