公開セミナーをやるとよく聞かれる質問がある。
「スポーツでは【崖ルート】のほうがいいですよね?」
「断然【階段ルート】のほうが役立ちます」と答えている。
恐怖を与え、勝利に向かわせる【崖ルート】は、一次的には選手は動くが、自主性をそいでしまう。
やらされ感が強くなり、自分にも他人にも厳しくなる。
そして、イライラして、チームメイトを責めて、関係が悪くなる。
追い込むことで、精神的に疲弊して、燃え尽きてしまう。
もっとよくないことは、学習の効率が下がるということ。
脳はストレスを感じるほど脳の活動領域が狭くなり、学習が遅くなる。
その結果、勝つために多くの練習が必要になる。
【階段ルート】は、その逆で自主的になり、関係がよくなり、燃え尽きないのだ。
そして、学習のスピードも早くなる。
というのが心理学のセオリーなのだが、日本のスポートツ界はまだ【崖ルート】で教育をしている。
なかなか実際の事例を話せないのがもどかしかった。
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倉本さんが初めてセンターピースに参加したのは2015年。
「今年は独立してサッカーコーチのコーチをしたいんです」と熱く語っていた。
そういう職業が成り立つのか成功モデルを知らなかったけど、彼のスペインでの経験を聞いてこれは日本で必要とされている仕事だと感じた。
スペインはワールドカップでも2010年に優勝している。
そんな強豪国なのに練習時間が日本に比べるととても少ないという。
そして、コーチが偉いという感覚は存在せず、選手はこれをやれでは言うことを聞かない。
話しを聞けば聞くほど、【階段ルート】の要素が多くあるのだ。
その年、倉本さんはサッカーコーチのコーチとして起業してセミナーを開催。
今では500名を越えるコーチに、新時代のサッカーコーチングを伝えている。
めっちゃ活躍している。
そして、たくさんの受講生をセンターピースに送り込んでくれている。
そんなわけで、今のセンターピースにはサッカーコーチが必ず数名いるのだ。
「勝利と育成を両立させる新時代のサッカーコーチングマニュアル」(倉本和昌)
この本にはセンターピースの要素がたくさん散りばめられている。
そして、このノウハウは、サッカーだけでなくいろんなスポーツに当てはまる。
結局、チームスポーツの基本は同じなのだ。
今これを読んでいるスポーツのコーチの方は、とんでもないチャンスに遭遇していることに気づいてほしい。
今の指導の基本は【崖ルート】だ。
時代は確実に【階段ルート】に向かっている。
サッカーコーチのコーチが成り立つということは、他の〇〇コーチのコーチが成り立つということだ。
広大な海が広がっているのだ。
まずは、この本を一読をお勧めする。
送ってもらった本。
いいタイトル。
まさに、勝利と育成が課題だと思っているコーチは多いはず。
うひゃー、嬉しい。
ちゃんと名前が載せてくれている。ありがとう。カズ!
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