多くの人が自分のことは自分が一番よく分かっていると思っている。
なんなら、自分のことは全部分かっていると思っている人もいる。
実際は、自分のことを自分で理解するのは限界がある。
人間が人間を100%理解することは不可能だと言われている。
未だに身体のことも、脳のことも、まして心のことなど謎だらけなのだ。
さらに、自分が自分をどれくらい理解できるかとなれば、その程度は相当に低い。
だから、自分のことは分かっていると思うのは危険な思い込みなのだ。
危険というのは、もったいないという意味で危険なのだ。
可能性をつぶしてしまう。
輝くチャンスを失ってしまうから。
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「今知っている私が私だ」と思っていたらどうなるだろうか?
分かっていない自分を生かすことができない。
才能や美点を使うことができない。
自分は文章が書けることに気づいていない人がいたら、ブログも本も書くことがない。
笑わせることができると気づいていなかったら、笑わせようとは思わない。
私はこういう人間だと結論づけてしまうのはもったいないお化けが出てくる以外の何ものでもないのだ。
そういう俺自身もずっと自分のことは分かっていると思い込んでいた一人だ。
例えば、イライラしている人が嫌いな人間だと思っていた。
また、不安だと口にする人が嫌いな人間だと思ってた。
そういうやつらは人格レベルが低いから、付き合わないようにしていた。
そこから、自分は嫌いな人が多い人間だ、一人が好きな人間だ、と思っていた。
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しかし、その奥には知らない自分がいたのだ。
なぜイライラする人が嫌いだったのか、不安だという人が苦手だったのかを分かっていなかった。
自分もイライラする人だった。
でも、イライラすると嫌われてしまうから、イライラするのはやめようと思った。
また、不安になっているのは自分だった。
不安になると行動できなくなって、成功できなくなるからだ。
当時の自分は、イライラや不安の感情の処理の仕方を知らなかった。
だから、それらはダメなものであり、なくすべきものだと思って自分にはないものにしていたのだった。
自分を否定しているから、イライラしている人、不安だと言う人も見ると、すごく嫌な気持ちになったのだ。
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イライラや不安はなぜ起きるのかを自分の心を深く掘っているときに見つけた。
嫌われなくないのはみんなと仲良くしたいという素敵な意欲が奥にあった。
不安になるのは怖いのは、行動できなくて家族を助けることができなくなることが怖かった。
その奥には家族を助けたいというとびっきり素敵な意欲が奥にあったのだ。
さらにその奥には愛がある。
みんなのことが好きだったし、家族を愛していたのだ。
びっくりしたね。
まさか自分の奥に愛があったとは。
地球は回っていると分かったときくらいの衝撃だった。
愛があると分かった時から、自分の愛を活かせるようになった。
愛を伝えるようになったし、愛から行動することを選ぶようになった。
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それでも、まだ100%ではないんだ。
まだわかっていない、発見されていない素敵な自分がいる。
この20年くらいはずっと自分を掘り下げてきた。
筋肉反射やらカウンセリングやらのいろんな方法を使って大量の素敵な自分を見つけてきた。
まだ見つける作業をそれほどしていないあなたの中には、膨大な素敵なあなたが眠っていることを俺は知っている。
花のつぼみのように、才能や美点や長所や愛が咲くの待っている。
あなたの中に眠る才能は発見されるのを待っている。
才能は知ることで初めて花咲くのだ。
L'Arc-en-Cielの「flower」の歌詞にあるように、
「早く、見つけて、見つけて、ここにいるから~。起こされるのを待っているのに♪」
と溢れる思いであなたに見つけてもらうのを待っている。
ポケカラで歌った L'Arc-en-Ciel 『flower』をどうぞ。
上の「早く、見つけて」の歌詞は3分54秒くらいにあるよ。
https://u.pokekara.com/mv/1390601940337401856
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