寄前板状況が一番活発なのは、8:59.
1分後の9時になると売買が始まり、始値がつきます。
パターンとしては、寄り前の勢力と同じく動く場合と、
寄り前の勢力とは正反対に動く場合の2パターン。
売買開始時の買勢力が寄前の売り勢力に勝った場合に
始値は上昇していきます。
反対に売り勢力が寄前の買勢力に勝った場合には
始値は下落していくでしょう。
まるでコイントスのように8;59の1分後には
前日よりもプラスかマイナスかが決まってしまいます。
ここでこのコイントスの統計を取ってみたいと思います。
【仮説】「8:59の買(売)勢力がつよければ
9:00以降の始値は上昇(下落)する」
1分前の勢力は1分後の現実に影響するのかってことですね。
銘柄:90銘柄(ランダム抽出)
期日:2013/6/12(水曜日)
統計結果はつぎのようになりました。
「結果」
前提条件
「きょうの東京株式市場で日経平均株価は続落が見込まれている。日銀による金利抑制の追
加策見送りを受けて前日の米国株が急落したうえ、円がドルとユーロに対して急伸したこ
とが嫌気され、朝方から売りが先行する見通し。日経平均は節目1万3000円割れが想
定され、海外ヘッジファンドによる先物への仕掛け売りやヘッジ売りなどで下値を探る可
能性があると警戒されている。 」
(東京12日ロイター、杉山容俊
つまり、日経平均が下がると予想されている条件下で統計を取りました。
標本数90銘柄
8:59時点 買い勢力:12 売り勢力:72 勢力拮抗:6
9:01時点 前日比上昇:3 下落または寄り付かず:97
8:59の時点で買勢力が強い場合9:01に売ると儲かる確率は
3/12=25%
8:59の時点で売り勢力が強い場合9:01に空売りして儲かる確率は
72/72=100%
したがって、今日の株式見通しで日経平均が下がると予想されている場合、
A「8時に成り行き買いを入れて、8時59分に売り勢力が強いと成り行き買いをキャンセル」
B「8時に成り行き買いを入れて、8時59分に買い勢力が強くても、成り行き買いをキャンセル」
C「空売りを実施する」
以上の戦略がとれると思います。
いずれにしよ、日経の見通しは影響力が強かったのではないでしょうか。