こなつの闘病記録 その5 | 転ばぬ先の犬

転ばぬ先の犬

(旧 3しぇるさん徒然日記)
 新たに黒い子を迎え再び3頭飼いスタート

 にぎやかになったピーとま家です


 愛犬と一緒なら、人生なにがあってもなんとかなる!
 シェルティらいふ ばんざい
 
 

我が家のドッグランも

5年も経つとどこもボロボロ

雨ざらしだから仕方ないけど

 
少しずつ直してはいるのだけど
古くなってきたところに
ガンガンぶつかるのが楽しいらしく
 
またもや壊されました

 

犯人は珍しくこのお方

 
お友達が来てくれて
嬉しくてついついやってしまったらしい
 
悪びれた素振りも見せず
こんな顔を見せられると
つい笑っちゃいます
 
元気づけようとしてくれてるのかな?
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

L-アスパラギナーゼがやっと効いていて

こなつのカルシウム値が下がってきたと思ったら

腎臓にもかなりのダメージをおっていました

 

腎臓の働きを助ける薬を投与して

夫が説明を受けたので薬剤名は不明

なんとかリンパ腫の治療に入れることになりました

 

スタートは遅れたけど

こなつちゃんはまだ5歳

体力もあるしみんなに追いつきましょう

 

先生の言葉がとても嬉しかったなぁ

2か月遅れの治療

シニアなら難しかったろうけど、こなつはまだ若い

きっと追いついてくれるって信じていました

 

 

この時こなつの体調は悪くて

でも、

すぐに治療に入らないとカルシウムが追ってきて

あっという間に天国にいってしまう可能性もあって…

 

不安でいっぱいでした

 

ここで投与したのはビンクリスチン

1発目でガンと叩かないと治療が難しくなるらしく

投与量も多め

副作用も強く出るため

投与後数日は何も口にできませんでした

 

入院してからこなつの前脚にはずっと点滴の管

食欲も全くなし

 

毎日面会に行っても

辛そうな姿を見て、

抱きしめてあげることしか出来ません

 

嘔吐、下痢の副作用が落ち着いて

そろそろご飯が食べられるかも?って時に次の副作用

 

好中球の減少です

 

減ったという事は、抗癌剤が効いているってことだから

喜んでもいいのだけど

 

そして

危惧していた感染症にガクリ

 

多分、常在菌の腸内細菌によるもの

 

人間でいうところの敗血症みたいなものらしいです

 

高熱でかなり危険な状態でした

腸内細菌に効果のある抗生物質で対処

 

熱が下がると、

ちょっとだけ表情が出てきたこなつ

 

でも、免疫力低下のため注射跡の傷が塞がりません

 

長く点滴していたせいで

前脚は両足ともボロボロ

針で縫うしかありませんでした

 

お尻周りも

真っ赤にただれて痛そうで見ていられません

 

やっとの事で回復してきた時

 

先生は 

2度ほどもう駄目かと思いましたが

こなつちゃん 頑張りましたね

担当医はこなつの事をとても気にかけてくれる

優しい先生でした

 

先生 

私は毎日もう駄目かと思いましたよ

 

本当は

1週間後に次の抗癌剤を投与予定でしたが

状態が悪いため見送り

 

血液検査の数値が落ち着いたら直ぐに

次のサイクロフォスファミドを投与しました

これもそこそこ効いたんだよね

 

数日様子をみて

やっと一時帰宅が許されたこなつ

と言っても短い期間だっただけどね

 

お家に帰ってこれて

すごく嬉しそうで犬?

 

 

母親のとまとも心配してたっけ

 

 

パパと一緒に玄関で昼寝したり

 

 

笑顔だって見せてくれてたのだけど

 

後ろ脚を引きずるようになりました

 

水を飲む量が多くなりました

 

おしっこの回数が増えました

 

後ろ脚の肉球の間が真っ赤に腫れてきました

 

どんどん具合が悪くなっていきました

 

その度に病院に電話して対処してたのだけど

 

 

 

ビンクリスチンを投与予定だった次の通院日

 

 足の傷口からの感染が発覚しました

皮膚系に効果のある抗生物質を投与し対処

 

 普通だったら負けない菌なのに犬?

 

 

腎臓の数値も高くなっています

 

数日の入院で帰れるって話が

そんな状況じゃなくなって

 

そのまま 

次の抗癌剤を投与したのでした

 

ちょっと強めの抗癌剤

前回の75%の用量

1回目は効いてくれたんだから

2回目だって きっと大丈夫

副作用は少ないはずだし

 

信じるしかない

 

こなちゃん

早くお家に帰ってきて

 

そんな思いでいっぱいでした

 

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こなつの当初のプロトコール

 

1週間おきに抗癌剤投与

 

①ビンクリスチン

②サイクロフォスファミド

③ビンクリスチン

④ドキソルビシン

 

2週間ほどあけて

これを繰り返すはずでした

 

途中、カルシウムの上昇が激しくなったら

L-アスパラギナーゼを投与

 

完解までには半年を要するって話だったけど

途中でリタイアしちゃったんだ