我が家のドッグランも
5年も経つとどこもボロボロ
雨ざらしだから仕方ないけど
犯人は珍しくこのお方
L-アスパラギナーゼがやっと効いていて
こなつのカルシウム値が下がってきたと思ったら
腎臓にもかなりのダメージをおっていました
腎臓の働きを助ける薬を投与して
夫が説明を受けたので薬剤名は不明
なんとかリンパ腫の治療に入れることになりました
スタートは遅れたけど
こなつちゃんはまだ5歳
体力もあるしみんなに追いつきましょう
先生の言葉がとても嬉しかったなぁ
2か月遅れの治療
シニアなら難しかったろうけど、こなつはまだ若い
きっと追いついてくれるって信じていました
この時こなつの体調は悪くて
でも、
すぐに治療に入らないとカルシウムが追ってきて
あっという間に天国にいってしまう可能性もあって…
不安でいっぱいでした
ここで投与したのはビンクリスチン
1発目でガンと叩かないと治療が難しくなるらしく
投与量も多め
副作用も強く出るため
投与後数日は何も口にできませんでした
入院してからこなつの前脚にはずっと点滴の管
食欲も全くなし
毎日面会に行っても
辛そうな姿を見て、
抱きしめてあげることしか出来ません
嘔吐、下痢の副作用が落ち着いて
そろそろご飯が食べられるかも?って時に次の副作用
好中球の減少です
減ったという事は、抗癌剤が効いているってことだから
喜んでもいいのだけど
そして
危惧していた感染症に
多分、常在菌の腸内細菌によるもの
人間でいうところの敗血症みたいなものらしいです
高熱でかなり危険な状態でした
腸内細菌に効果のある抗生物質で対処
熱が下がると、
ちょっとだけ表情が出てきたこなつ
でも、免疫力低下のため注射跡の傷が塞がりません
長く点滴していたせいで
前脚は両足ともボロボロ
針で縫うしかありませんでした
お尻周りも
真っ赤にただれて痛そうで見ていられません
やっとの事で回復してきた時
先生は
2度ほどもう駄目かと思いましたが
こなつちゃん 頑張りましたね
担当医はこなつの事をとても気にかけてくれる
優しい先生でした
先生
私は毎日もう駄目かと思いましたよ
本当は
1週間後に次の抗癌剤を投与予定でしたが
状態が悪いため見送り
血液検査の数値が落ち着いたら直ぐに
次のサイクロフォスファミドを投与しました
これもそこそこ効いたんだよね
数日様子をみて
やっと一時帰宅が許されたこなつ
と言っても短い期間だっただけどね
お家に帰ってこれて
すごく嬉しそうで
母親のとまとも心配してたっけ
パパと一緒に玄関で昼寝したり
笑顔だって見せてくれてたのだけど
後ろ脚を引きずるようになりました
水を飲む量が多くなりました
おしっこの回数が増えました
後ろ脚の肉球の間が真っ赤に腫れてきました
どんどん具合が悪くなっていきました
その度に病院に電話して対処してたのだけど
ビンクリスチンを投与予定だった次の通院日
足の傷口からの感染が発覚しました
皮膚系に効果のある抗生物質を投与し対処
普通だったら負けない菌なのに
腎臓の数値も高くなっています
数日の入院で帰れるって話が
そんな状況じゃなくなって
そのまま
次の抗癌剤を投与したのでした
ちょっと強めの抗癌剤
前回の75%の用量
1回目は効いてくれたんだから
2回目だって きっと大丈夫
副作用は少ないはずだし
信じるしかない
こなちゃん
早くお家に帰ってきて
そんな思いでいっぱいでした
こなつの当初のプロトコール
1週間おきに抗癌剤投与
①ビンクリスチン
↓
②サイクロフォスファミド
↓
③ビンクリスチン
↓
④ドキソルビシン
2週間ほどあけて
これを繰り返すはずでした
途中、カルシウムの上昇が激しくなったら
L-アスパラギナーゼを投与
完解までには半年を要するって話だったけど
途中でリタイアしちゃったんだ