こなつの闘病記録 その1 | 転ばぬ先の犬

転ばぬ先の犬

(旧 3しぇるさん徒然日記)
 新たに黒い子を迎え再び3頭飼いスタート

 にぎやかになったピーとま家です


 愛犬と一緒なら、人生なにがあってもなんとかなる!
 シェルティらいふ ばんざい
 
 

 

何から話せば良いのかな…
 
こなつが病気になってからblogを読みはじめてくださった方もいるので
つたない文章ですが
少しずつ経過をお話しさせていただこうと思います
 
 
 
 
こなつの体調が悪くなったのは
6月下旬
 
ちょうど
母親であるとまとの
7さいのお誕生日の頃でした
 
こなつはまだ4さいで
5さいのお誕生日まであと2週間ほど
 
 
みんなでどんなケーキを食べようかと
楽しみにしていました
 
 
休日の午前中
お泊まりしていたマブダチと
いつものドックランへ遊びにいって
 
 
 
 
楽しそうにしていた
 
そのあくる日
 
 
 
オシッコの量が多いのに気づきました
 
お水もがぶがぶ飲んでいます
 
シェルティは腎臓の悪い子も多いので
もしかしたら腎不全!?と心配し
かかりつけの病院へ
 
 
 
 
血液検査の結果は
高カルシウム血症
 
腎不全じゃないのか
カルシウム値が高いだけなら
何とかなるかな?と甘い考えでいたけれど
 
先生いわく
高カルシウム血症の子は、よい記憶がない
と…
 
ここから
こなつと憎きカルシウムの
長い闘いがスタートしました
 
それまでずっと元気だったのに
突然、調子が悪くなるなんて
 
この頃は まるで隠れるように
洗面台の下で横になってて…
具合の悪い姿を見せたくなかったのかな
 
 4月の血液検査では
悪い所なんて1つも無かったのに
 
まだ4さいなのに
 
なんで!
 
なんで!
 
 
 
この状況を受け入れるまでには
かなりの時間を要しました
 
 
高カルシウム血症を引き起こす病名を
1つ1つ潰していって
 
 
検査結果が出るまでは
毎日点滴通い
 
しかし 血液検査では
可能性のある病名はすべてNO
 
エコーやレントゲンでも
悪いところは見当たらず
CT検査をすることになったのです
 
でも、これが直ぐにやってもらえる訳もなく
予約しても、CTができる曜日は決まってるし
 
 
それまではと
点滴と利尿剤で何とか頑張っていたのですが
 
ピンポイントでの治療は出来ぬまま
カルシウム値はどんどん上がっていきます
 
 
具合は悪くなるいっぽう
 
 
お友達が背中を押してくれ
セカンド・オピニオンを受けに他の病院へ行ったり、私夫婦なりに足掻きまくったのですが
 
どの先生もCTを撮らないと
こなつの病名は分からないだろうと…
 
ただ 可能性としてもあげられていたのが
 
扁平上皮癌
もしくは リンパ腫
 
扁平上皮癌だった場合は
もう打つ手はない
 
リンパ腫だったら
いくらかの治療はしてあげられるだろうけど
完解はしても完治は難しいだろうと
早いこは2ヶ月で逝ってしまうので
覚悟はしておいてって言われちゃって
 
 
結局 どんどん具合が悪くなり
CT検査するまではと控えていたステロイドを
2回使ってしまいました
ビスホスホネート製剤のフォサマック錠も服用
 
こなつの病状からみて
そのくらいなら
検査に響かないだろうと
 
検査当日
 
初めての大学病院で
初めての全身麻酔
 
 
望みをかけて挑んだCT検査
 
 
結果は…
 
望んでいたものは
なにも得られませんでした
 
どこにも悪さをしているおぼしき奴は
見つからなかった
 
この時から私達は
出口の分からぬ迷路を
しばし彷徨うことになるのです
 
なんで 病気になっちゃたんだろうね
くやしいよ こなちゃん

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